いつもこのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。前回までは、西日本在住の
奈良姓の皆さんの由来・歴史について、調査結果を述べさせて頂きました。
今回からは、また新しいテーマ・切り口で、奈良姓の由来・歴史に、迫ってみたいと思います。
で、まずはインターネットについての問題からです。このサイトを、何とかご覧頂いている
数少ない皆さんは既にご存知ですが、このサイト「奈良姓、家名の由来・歴史を訪ねて。」は、
Googleなどの検索エンジンにはかかりません。何故ならホームページ作成サイトJimdoの無料
のプランで作成しているからなのです。昔眼底メディカルをやっていた頃(3年前)は、仕事
ですからもちろん、Jimdoの有料プランで、このサイトを運営していました。従ってその時は、検索結果が正しく表示されました。ですから一般の方々も、このページに、自由にアクセスすることが出来たのでした。しかし眼底メディカルを廃業し、このサイトが、無料版に自動移行したとたんに、Googleなどの検索結果には表示されないように、変わったのですね。
まあ正直、有料プランを解約する段階で、HPが削除されるのだろうと思っておりましたので、
無料プランに移行しても過去ブログが残っていて、何と再編集も出来た!ということは、ラッキー
だと思いました。しかし、当然ながら、無料ホームページには様々なデメリットが潜んでいます。
まず第一には、独自ドメインが無くなったことにより、既存読者が検索サイトからこのページに、
アクセスが出来なくなった点です。HPは存在していても、外界から孤立した存在になった訳です。
愛読者を失ったことは、痛かったです。まあ実際には、Webページを開いて、巻頭(タブの下)に
新しいURLを入力すれば、HPは表示されるんですけどね。でも新しいURLを伝える手段がないと、
検索には引っかからないので、このHPに到達するのは難しいのです。無料にはやはり、無料なりの
理由があるのですよ。元々無料プランとは、有料プランへ誘導するための手段ですからね、色々と
理由は付けていますが、Jimdoさん、ドメインを絶えず変化させて、検索にかからないように操作
しているのですよ。そこで今は私、このページにアクセスして頂く手段として、Facebookにリンクを
貼っています。多少は有効ですよ。と言う訳で、何とか無料プランでも出来ることを、今後も敢えて、
追求して行きたいと思っています。
さて前段で、Web検索の話しが出て参りましたので今回は、皆さんが奈良姓を検索した時に表示される、
姓(名字)の由来等の紹介サイトについて、私見を書かせて頂きます。(※あくまで個人の感想です!)
まず代表的な名字サイトとしては、名字由来netさんと、日本姓氏語源辞典さんがありますね。私もいつも
利用させて頂いております。よく似た別サイトで名字辞典さんがあるのですが、こちらは名字の読み方等を
検索するサイトですから、少し異なるサイトだと思われます。一方、名字由来netさんと日本姓氏語源辞典
さんですが、2大名字(氏姓)の分布・由来検索サイトとして、非常に多くのアクセス数を獲得しています。
昔、氏姓調査データは元々、ご先祖調べのためのツールとして存在していて、家系図作成業などの商売に
活用されて来ました。役所で取得出来る、明治戸籍簿以前の家系を、依頼主と結びつけるためのツールとして
ですね。その由来部分のネタ本としては、太田亮(元立命館大学教授)の「姓氏家系大辞典」1934年が、代表格
です。「姓氏家系大辞典」は、歴史文献上に現れるあらゆる姓氏を、ルーツ家系案として例示している大著です。
あいうえお順でほとんどの姓の由来(家系)が網羅されていますから、家系図作成業者にとっては、非常に簡便で
必須の情報源だった訳です。これに地域性を加味した現代改定版が「NHK日本人のお名前」で有名な、森岡浩さん
の「全国名字大辞典」だと思います。※でもこちら、厳選1700姓だけなんです。しかし「姓氏家系大辞典」の方は、
何と約29万姓氏!も収録しているんですよ。今も昔も、ご先祖調べは、多くの人々の一大関心事ですからねえ。
で近年、インターネットとデジタル技術の普及により、電話帳データ等からの名前・地域情報を、日本地図上に
落とし込む技術が、立命館大学によって研究開発され、これらを結びつけることにより、名字由来netさんや
日本姓氏語源辞典さんのサイトが誕生したのだと考えられます。開発のベースになった立命館大学の「名前マップ」
は、現在でもアクセス可能ですよ。(※表示される数字は、現在とは違いますけどね、、)
名字由来netさん、日本姓氏語源辞典さん共に、ホーム画面から自分の名字・姓を入力して検索をかけると、
名字・姓の由来と、日本地図の分布マップが表示される仕組みです。もちろん人数数字も表示されるのですが、
これが両社で微妙に違うのですね。使用しているデータベースによって、出力数字も異なるのでしょうかねえ?、
まあ傾向としては両社ほぼ同様ですね。分布マップ自体は、かなり正確ですよ。(さすが母校、立命館大学!)
このように、名字・姓の全国分布が瞬時に判るようになったことは、姓の由来・歴史研究においては、研究の
手段が大きく広がったのでした。つまり研究者にとっては、名字由来を歴史文献からだけではなく、地域性の
観点からも探求することが可能になったのです。新たに地域分布性を踏まえた、姓の歴史・由来研究ですわね。
そして更には、ネットで情報公開され、誰でも利用可能になることで、皆さん自身が名前の由来・歴史を探る
という、お名前ブームが訪れたのでした。その意味で、名字由来netさんや日本姓氏語源辞典さんは、Webサイト
としては、大成功したのだと思われます。しかし、顧客であるユーザーは、現状果たして満足しているのだろうか?
と思うのですよ。つまり、これらのサイトから、有料家系図を作ろう、などというビジネス段階にまでは、至って
いないのではないか?と、思ってしまうのです。その理由は、由来・歴史部分の記述内容にあると思われるからです。
つまり課題は、名字・姓の由来記載の方なのですよ。正直言って、特に奈良姓に関しての記述は、太田亮氏の
「姓氏家系大辞典」1934年版から、Webでの記載内容も変わっていません。個々の名字・姓の由来についての
情報が、深化・更新されていないのですよ。奈良姓については、特にそうです。せっかく地域ごとの分布状況が
表示されるようになったのに、その地域的特徴が、名字・姓の由来の記述の方に、反映されていないのですよ。
※地域ごとの多い少ないは、由来部分にも記述されていますが、それは分布マップを見れば明らかなことです。
そこから先の分布由来の理由説明が無く、由来部分が、80年以上前の太田亮氏の記述そのまま、なのですよ。
まあ姓の数も膨大ですからね、大変なことは理解出来ます。とは言え、コレ、Webサイトとしては、やはり
不十分では?と思われますね。実際多くの人々が、自分の姓の由来に強い関心を持つサイトだから、なのです。
また、新しい発見は、絶えずあるハズですし、例えばWikipediaなどは絶えず、情報が更新されているでは
ありませんか。私は、自分の奈良姓だけを追いかけている人間ですから、そりゃ理想的には、常時更新されて
頂きたい、とは思いますがね。多くのユーザーも、自分の名字については、多分同じ気持ちだと思いますよ。
そしてその一方で、自分の姓だけについては、非常に詳しく調べている人間も、逆に数多く存在している訳です。
いっそのこと、Wikipediaのように、ユーザーによる編集を認めてはどうか?、などと思ってしまいますけどね。
せっかく姓の分布地図情報が追加されたのですから、その姓の由来・歴史情報の方も、それに合わせて更新されて
行くことが、本当は理想なのですがねえ、、、。(次回へ)

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