奈良姓の由来・歴史の調査手法についてⅪ‐③

 元眼底メディカルで、奈良姓の由来や歴史について、書かせて頂いております。毎度、

このブログをご訪問頂き、誠に有難うございます。

以前の奈良姓の由来・歴史ブログを、加筆・再編して、掲載させて頂いております。

 

<時候のコメントは、削除させて頂きました。>

 

さてまずは、以前からの「超簡単!ご先祖調査手法」のまとめから、

1、各自治体より、明治期まで遡る直系の戸籍簿を取り寄せる。(過去ブログをご参照。)

  ※明治期より以前までは不可。

 

2、取り寄せた戸籍簿を元に、自身の家系図を整理・作成してみる。

  ⇒直系先祖の居住地、名前や続柄をはっきりさせる。⇒新たな発見が期待出来る。

 

3、平行して、自身の姓(名字)の由来・歴史を古代~江戸期まで、Web検索をしてみる。

  ⇒武家系の姓か、農民系の姓か、商人・職人系の姓か、の見極めをする。

  ⇒関連する地名・史跡・遺物等があれば、訪ねて調べてみる。

  ⇒文献資料があれば、読んでみる。⇒自身の先祖との関係を夢想してみる。

  ⇒結果、歴史的根拠の乏しい伝承だとしても、取り合えず信じて保管しておく。

 

4、同姓の数が多い県や地域(県・市町村レベルで)を、氏姓調べサイト等で調べてみる。

  ⇒何故同姓が、全国平均より多いのか、歴史的背景を調べてみる。 

  ⇒更にその地域での、同姓の有名人を調べ、自身との関連を探る。

  ⇒その同姓有名人にまつわる歴史的史跡・遺物等を見て回る。

  ⇒その有名人が、直系の先祖ではなくとも、自分の遠縁であると信じて夢想する。

 

5、調べた調査結果を、時代・地域ごとに整理し、一連の歴史を明治期まで繋げてみる。

  ⇒明治期から現代までは、既に自身の戸籍簿調査で繋がっているハズ。

  ⇒ それらの歴史を繋げて、古代から現代に連なる、自身の壮大な家系ストーリー(仮説)を夢想する。

  ⇒歴史的史実・文献・史跡・遺物等を、完成した家系ストーリー(仮説)を補強する材料として活用する。

  ⇒「仮説」は「確信」に変わるハズ。⇒ご先祖・家系ストーリーの完成へ。

 

 さて皆さんのご先祖調査において前回は、上の3番目の項目まで調査を進めて参りました。これまでの調査で、

皆さんの姓の由来や歴史に関する情報は、多数得られたと思われるのですが、断片的情報にとどまり、先に入手

してある、ご自身の直系のご先祖についての戸籍簿情報との関連性は、まだ皆目判らない状況だと思われます。

そこで次のステップとして、4番目の「同姓の数が多い県や地域(県・市町村レベルで)を調べる」ことが必要に

なって来ます。この調査も、昔は各地の電話帳を調べるなど、大変な作業でしたが、現在は氏姓調べのサイト等で、

簡単に数字・傾向などを調べることが出来ます。以前もご紹介させて頂きましたが、私の良く利用するサイトは、

名字由来net」と「日本姓氏語源辞典」です。自分の姓を入力するだけで簡単に同姓人口や分布傾向が判ります。

 

そこで良く判るのは、姓の分布は、最もポピュラーの姓であっても、全国均一ではない!、という事実なのです。

やはり同姓ご先祖達の歴史行動から、強い影響を受けているのです。ですから同姓ご先祖達の歴史を探るためには、

まずは地域ごとの同姓人口や分布傾向を調べる必要があるのです。特に大事な点は、地域別の人口絶対数を比べても

意味はないと言う点です。ほとんどの姓で、東京が一番になるハズだからです。総人口数が最も多いですからね。

ですから比べるのは、あくまでも全国平均値や順位との比較なんです。取りあえずは、都道府県ごとのばらつきを

見て行きましょう。私の奈良姓の場合は「奈良別命」発祥の地である埼玉・群馬は別として、何故か秋田や青森に、

奈良姓の比率が異常に高いことが判明するのでした。比率が高いと言うことは、その地域で、それなりに繁栄した

と言うことを意味します。ですからこの分布傾向の背景には、必ずご先祖達の歴史的動きがあったハズなのでした。

秋田の歴史的背景としては、鹿角由来記の鹿角四頭による入植記録を歴史的背景として当てはめることが出来ました。

同様に青森については、知られざる戦国期最後の大いくさであった、九戸政実の乱を背景として結び付けることが

出来ました。ですから各地に散らばる、これら様々な歴史的動きを、調べ出すことが重要になります。

しかしながら、調べる手がかりが、なかなか見つけられないかも知れないと思われます。民族大移動の歴史と違って、

同姓一族の移動(逃走?)の歴史記録なんて、普通はあまりありませんからねえ、、、

そこで次の一手は、同姓分布地域での同姓有名人を調べるという作業になるのでした。ちょうど私が、秋田奈良家の

奈良磐松氏や奈良環之介氏(写真のレリーフ)を発見したように、なんです。(次回へ)