奈良姓発祥の地、熊谷探訪のご案内‐Ⅵ

 元眼底メディカルで、奈良姓の由来や歴史の調査手法について、色々と書かせて

頂いております。毎度このブログをご訪問頂き、誠に有難うございます。

コロナの影響によって、社会全体にも我々個人にも、様々な影響が多岐に渡って、

及ぼしています。現在は、人類の歴史的転換点の真っ只中なのかも知れませんよ。

多分、コロナを境に、社会全体が変わるのでしょうね。そんな中で、のほほんと

こんなブログを続けていて良いのだろうか?、とも思うのですがねえ、、、

 

さて前回までは、奈良姓発祥の氏族奈良氏の故地である熊谷散策の、1日コースを

ご案内して来ました。奈良氏の史跡と、兄弟氏族である玉井氏、別府氏の痕跡を、

徒歩で巡るご案内でした。でもここまで回って参りますと、やはり本家でもあり

親の氏族でもある成田氏の故地の方も、訪れてみたくなりますね。でも熊谷市内

でも、成田氏の故地は少し離れているので、改めての訪問になると思われます。

現在の地名は、上之(かみの)と言います。奈良や玉井、別府の地名は現在まで

残っているのに、本家である成田の地名は、残っていないのですね。少し不思議

なんですが、これには理由がありまして、成田氏は平安末期に、この地で発祥して

いるのですが、その後の室町応仁期に領主成田親奏が、成田郷(上之)から忍の地

(行田市のぼうの城)へと、本拠地を移しているんですね。ですから成田の地名は、

成田氏所領ではなくなった関係で、表面上は消え去っているんです。でも実際には、

小学校の校名などに成田の名前が残っていたりするんですけどね。

 

さて訪れるべき史跡としては、写真の上之村神社(雷電神社)と、成田氏代々の墓があり

菩提寺である龍淵寺、成田氏館跡(看板だけ)あたりでしょうか。まあ私の好みとしては、

市内の成田氏の史跡は、後代の室町期やのぼうの城のイメージが強いので、さほど興味は

無いんですけどね。でも本家成田氏にもご関心の深い皆さんは、是非ともご訪問下さい。

行き方は、JR熊谷駅北口より、国際十王交通バス犬塚行きで、龍淵寺前バス停下車です。

バス停から上之村神社(雷電神社)までは、国道17号バイパス上之信号を左折して10分

ぐらいです。成田氏館跡は、看板だけでがっかりすると思います。ご自身でお探し下さい。

 

さてこれで旅程は全て終了です。熊谷駅から帰郷される方は、熊谷土産などでも購入しますかね?

前回は、熊谷名物のうどんをご紹介したのですが、今回は、お菓子などいかがでしょうかね?

熊谷で銘菓なんてあったかな?と思われるのですが、実は江戸時代から続く駄菓子で、「五家宝

と言うお菓子があるのですよ。皆さん多分一度は食べたことがあるハズです。何故かこの駄菓子が、

熊谷名物なんですねえ。駅前や市役所近辺には何店か、五家宝の専門店があります。まあでも所詮、

駄菓子ではあるんですけどね。(ですから、スーパーなどのお菓子売り場でも買えます。)

五家宝の発祥由来については各地に諸説あるのですが、奈良姓の旅の皆さんに、あえてご紹介する

理由も、実はちゃんとあるのですよ。その説とは、江戸天明の大飢饉の際、武蔵国奈良村の名主が、

被災者に焼き米を提供し、後に江戸の菓子職人に焼き米を使った菓子の開発を依頼したことにより、

五家宝が誕生した、という伝承なんです。つまり熊谷でも、奈良村の発祥なんですね。これはもう、

奈良姓の皆さんとしては、お土産に買わない訳にはいかないでしょうがね。確か、駅の売店等にも

売っていたと思います。でも、たかが駄菓子と馬鹿にすることなかれ、熊谷の五家宝は結構高い!

のですよ。まあ日持ちもしますし、熊谷探訪のお土産に、ぴったりだと思われますよ。

 

以上をもちまして、熊谷観光案内?を終了させて頂きます。ご愛読、有難うございました。

さて来週からこのブログ、どうしましょうかね?