眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。毎度このブログをご覧頂き、誠に
有難うございます。本日は、少しだけ晴れ間が見えましたねえ。梅雨明けは?
さて前回は、健診現場に各種AI診断が普及すると、各検査機器も全自動検査化が
進み、検査の操作者は不要となり、健診スタッフは減少し、最終的には、無人の
健診センターが出来上がるかも?などと言う、将来のお話しをさせて頂きました。
検査技師の皆さんにとっては、かなりショッキングな未来予測ですわね? でも、
お勤め先が、ハイグレード人間ドック等であるのなら、それほど心配する必要は、
無いのかも知れませんけれどねえ、、、。
で、今回のこの写真なんですが、昨年末中国で大々的に発表された、無人健診センターならぬ、
無人クリニック!の写真なんです。赤の右側が診察BOXで、左側が薬局!の自販機ですわね。
患者さんは、右のBOX内で、遠隔システムのAI医師と繋がり、診断を受けてから、左側の
薬局自販機で、処方された薬を購入するやり方なんだそうです。まあびっくり!、ですわね。
孫さんのソフトバンクも、このプロジェクトに投資しているそうですから、コンセプトは
素晴らしいのでしょうけどねえ。中国では、新アイデアを思い立ったら、取りあえずは作って
しまうんですねえ。そのこと自体は素晴らしいんですが、でもコレ、何だかなあ?と、思って
しまうのは、私だけでしょうかねえ? 真っ赤で右側のBOXは、証明写真の撮影BOXみたい
ですし、左側の箱は、タバコの自販機みたいですよ。とてもクリニックには見えませんね。
ですから中国国内でなら、いざ知らず?、とても日本で流行るとは、到底思えないんです。
そもそも、厚労省や医師会が許諾するかどうか?、、、バイタルのチェックなどは、やって
くれるんですかね? え?、バイタル数値も自己申告なんですかあ?! それはやっぱり、
かなり怪しいクリニックBOXみたいですわねえ、、、。
周囲は外でプライバシーも無く、クリニックとして大事な信頼性も、全然感じられません。
クリニックや病院で、低コスト重視の姿勢が、外部に見えてしまってはダメ!なんですよ。
しかしながら、この外観は別!として、無人クリニックの考え方自体は、的を得た考えなの
かも知れないのです。つまり、命に関わらないような軽い症状・疾患の診断や処方のために、
貴重な人間の医師が手厚く対応する必要はなく、AIの無人自動クリニックにでも任せておけば
良いと言う考え方は、今後一定広がって行く可能性があるのです。何故なら現在の医療機関、
特に有名病院・クリニックは、病気とも言えないような軽度の患者であふれ返り、医師も
医療スタッフも、疲弊し切ってしまい、肝心の重症患者を、充分に診られない状況に陥って
いるからなんです。特に、整形外科やリハビリ施設などに、毎日必ず集まるお年寄り達の、
何と多いことか!、、。老人サロンのようではありませんか! しかもクリニック側には、
しっかりと診療保険収入は入って来ますし、、、。
ですから医師の人手不足対策、政府の総医療費抑制策などもあるので、まずはこのような
無人AI自動診断によって、重症患者のふるい分けが行われるのは、ある意味、理にかなった
医療の流れになるハズなのです。まあもっとも、写真のような無人クリニックBOXが良い?
などとは、到底思えませんけれどねえ、、。
さて、ふるい分け=スクリーニング診断と言えば、健診も同様な訳です。そこで無人クリニック
と同様な考え方で、無人AI自動健診BOXの可能性が出て来るのです。しかし人間ドックなどの
健診現場は、システマティックに流れ作業的で、現在でもかなり効率化が進んでいるように
見えるんですけれどねえ? 自動化・無人化による、更なる効率化なんて、本当に必要なので
しょうか? 実は人間ドック健診の現在の問題点は、効率化の方ではなくて、健診のすそ野の
広がり方にあるのですよ。つまり、人間ドック健診受診者が増えていないと言う問題なんです。
ご近所の健診施設同士が、優良顧客(団体)を巡り、営業合戦で奪い合っているようじゃあ、
ダメ!なんですよ。(次回へ)

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