健診における眼の検査の将来ついて、Ⅸ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、誠に有難う

ございます。本日はホント久しぶりに、夏の青空が垣間見えておりますですね。

 

さて前回まで、将来の人間ドック健診での眼の検査の姿について、色々と夢想させて頂き

ました。 多分AI診断の恩恵は、眼の検査だけにとどまらず、総ての検査分野へと広がって

行くものと思われます。でそうなりますと、各検査装置自体も、よりシステマティックに

なって行きますので、眼底カメラの例で見られたように、各種検査機器も、予めプログラム

された検査を受診者に合わせて自動で行うという、自動測定化が進行して行くであろうと、

思われるのです。現在でも血圧測定などは、自動化していますよね? でそうなりますと、

人間ドックの検査スタッフの皆さんの任務は、従来ですと検査機器の操作であったのが、

検査装置の作動状況の監視・確認が任務へと、変わって行くハズなんです。(記録ももはや不要)

当初は、自動検査状況の監視と、装置のトラブルへの対応が、主業務になるでしょうね。しかし

システムもこなれて来ると、検査状況監視も必要無くなり、トラブルも少なくなるでしょうね。

そうなりますと、検査スタッフの人数の方は、徐々に減少して行くのですよ! 更には、検査状況

の監視・確認業務だって、人間ではなく、AIが肩代わりするようになるかも知れませんよね?

つまりAI診断導入による健診の流れは、検査の全自動化に向かうのだろう、と言うことなんです。

眼底カメラ自動化の例を見るまでもなく、人間の恣意的な操作を排除する方向での検査の自動化

は、安定的AI診断のために必須条件になるからです。同じ受診者でありながら、眼底を撮るたび、

毎回写真が異なるようでは困る訳なんですね。もちろん、被検者側の動き等によっても、写真は

変化するのですが、少なくとも検者側の動作は、自動化によって均一化出来るのです。ですから

人間の操作による検査は、今後自動測定になって行くハズなんです。既に現在でも、血圧計や

視力計、眼圧計、眼底カメラなどは、自動測定(撮影)になって来ているのですから、他分野の

検査の自動化も、時間の問題なのだろうと思われます。確か、自動採血検査ロボット!まで開発

されているそうではありませんか?(良くは存じ上げませんけれど、、、)最終的には、全ての

全自動検査装置が、クラウド上のAIと結ばれるハズですから、AI側から見ますと、健診センター

自体が、ひとつの自動システムのように見えることでしょうね、、、。

 

さてそうなりますと、当然ながら、健診現場全体から、検査スタッフが減少して行きます。少ない

スタッフで、検査状況の監視・確認・トラブル対応から接客・介助業務まで、何でも掛け持ちで対処

しなければならなくなります。検査の自動化によって、残ったスタッフの業務は、現在よりハードに

なって行くのでしょう。ですから自分の専門の検査だけを、漫然とやっていれば良い、という時代では

なくなるのですねえ、、。最終的には、検査技師さん不要!、という状況にまで至るのでしょうか?

この状況、何故か、医療業界以外の他の業界の労働者達と、同じような姿に見えて来ますですわねえ。

しかしそれでも健診業界が、更なる効率化、健診回転率の向上!などを目指すとすれば、これはもう

無人化にまで踏み出すしかないと思われますね、無人健診ルームの出現ですわ。荒唐無稽ですかね?

私、そうとも言い切れないと思うのですよ。元々健診、特に人間ドック健診では、プライバシーが

非常に重視されるようになって来ました。医療行為そのものが、患者から見れば、プライバシーの

かたまりなのです。もはや健診では、全員が囚人服のような健診衣を着せられて、一列並びの集団で

順番に検査を受けるようなやり方は、変わるべきなのです。現在でも、一部の高級人間ドックでは、

他の受診者と絶対会わない、個人対応になっていますよね?(でも、検査スタッフとは会うのよ!)

ですから、究極の個人別対応健診が、無人健診ルーム?になるのだろう、と思いますね。(次回へ)