健診における眼の検査の将来について、

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご訪問頂き、誠に

有難うございます。本日はしとしとと、梅雨の雨が降り続いております。いつ上がる

のでしょうか?

 

ブログのテーマが、眼底メディカルとして、本来あるべきテーマ?に変わりましたね。

健康診断での、眼科的検査の将来について?、ですか。何か難しそうなテーマなんで

しょうかねえ?

眼科的検査だけの目的であれば、字は健診ではなく「検診」の方になるハズですよね?

もし「眼科検診」であれば、視力検査、眼底検査、眼圧測定だけではなく、視野検査や

OCT検査、細隙灯顕微鏡検査などが追加実施されることでしょう。これらはまさしく、

眼科における基本検査項目な訳です。ですから眼科検診の方であれば、最低限これくら

いの検査項目になるのです。つまり眼科医としては、眼だけの健康診断をするのであれば、どうしてもこれくらいの検査項目は必要になりますよ、と言うことなんです。

更にもし眼科検診だとしたら、検診現場は、健診施設ではなく、眼科施設になるハズでしょうね?

ところが健診(全般的健康診断)の方では、眼科的検査はぐっと少なくて、特に労働安全衛生法

で企業に実施が義務付けられているサラリーマン向けの「定期健康診断」では、眼科的検査の項目は、

視力検査だけですし、任意の健診である人間ドック健診でも、多くは視力検査に、眼底撮影、眼圧測定

が追加されただけなのです。つまり眼の検査において、「検診」と「健診」では、現在は大きな違いが

あるのですね。このことが、お客様?である受診者にとって、どのような内容で、且つどのような

意味を持つのか?を、これから見て行きたいと思うのです。まあ健康診断は、自由診療ですからね、

だから、病気の患者様ではなく、お客様で良いのですよ。

 

まず始めに、検診にも健診にも、唯一両方に含まれている視力検査についてなのですが、受診者に

とっても、眼科的検査の中では、最も関心の高い検査であろうと思われます。何故なら、運転免許の

更新のために、必須だからですね。ですから視力検査の結果に一喜一憂する訳です。普通免許では、

両眼視力で0.7以上ですよね? このニーズがあるので、健診での視力検査は必須項目になる訳です。

この視力検査のように、健診では、受診者の検査ニーズがあるのかどうか?が、重要になるのです。

但し、健診の現場で実施されている視力検査の方法については、眼科医の側からは、正しい視力値が

測れていない、とする指摘があるのも事実です。ウチでもレンタルをしている覗き込み式視力計です

からねえ。この視力計の方式は、5m距離の視力を測定するために、30cm四方程度のBOXの内部に、

レンズを組み合わせて疑似的・人工的に、5mの遠見距離を作り出しているのですね。ですから本当の

5m距離の自然視ではないため、眼の調節力が働いているので、正しい視力値ではないのではないか?、

との疑念があるのです。また施設の検査機の視標(Cの字)の方も、毎年ずっと同じですしねえ、、。

 

でもまあしかし、肝心の各警察署や運転免許センターの視力検査機も、実は同様の方式で測定されて

いますので、視力検査については、免許が更新さえ出来れば、まあいいか?、的な認識になっている

のでした。と言うことで、警察も健診も、視力の検査については厳密ではないのですよね。

ですから健診者側(内科医側)もお客側(受診者側)も、運転免許更新以外の視力低下?については、

とんと関心が無い状況なのです。まあ、命に関わる病気にはなりませんからねえ。癌とか心臓病の検査

の方が、多分重要なんですよね? でも実は視力の方も、年齢とともに、どんどんと衰えて行くのです

けれどねえ。まあさほど、気にしなければいいのでしょうかねえ?、、、(次回へ)