コンビニの危機とは、いったい何なのか?ⅩⅠ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、誠に有難う

ございます。いよいよ梅雨に突入しましたね。どんよりした天気が、毎日続くのでしょうね?

 

 コンビニ現場の「逃散」状態を解決する手段とは、まずは何としても業務定数を1名増やす

ことである、との訴えをさせて頂きました。でも良く理解出来なかったかも知れませんね?

だって、人が集まらないから、人手不足対策を考えているのに、その対策とは、人を増員する

ことであるなんて、論理が自家撞着(矛盾)しているように見えますよねえ。

でも実はそうではなくて、そもそも現在のコンビニの状況は、「逃散」状態で表されるよう

に、事業存亡の危機に瀕しているのです。理由は簡単なんです。労働環境がどんどん厳しく

なって来ているにも関わらず、時給が最低賃金レベルだからですね。だから逃げ出すんです。

解決策は、バイトの労働環境を変えるか、時給を上げるかしか無いのです。でもオーナー側

としては、もはや労働環境を緩和することも、時給を上げる余裕も、全く無いのですよね?

八方塞がりなんです。だってオーナー夫婦も本部OFCも、同時に窮地に立っているのですからね。つまり彼らにはもはや、問題解決は、期待出来ないのです。ですから、ありきたりの対策

を講じても、効果は期待出来ないのです。その上で大前提として押さえておくべき点は、末端店舗や末端作業員、本部末端担当者は、疲弊し切っていて、余力もまったく無いが、本部だけは

実に儲かっていて、たっぷり余裕がある、と言う厳然たる事実なんです。

ですからコンビニ業存亡の危機に際してならば、本部はやろうと思えば、何でも出来るのですよ。

であれば取りあえず、本部の負担で、ひとつのシフト帯あたり、1名増員してみるべきなのですよ。

仕事に余裕のあるシフト時間帯は、増員不要かも知れませんけどね。(店舗ごとに異なりますね。)

また、本部負担の仕方だって、色々あると思いますよ。増員分スタッフを本部で契約し、各店に派遣

してもいいし、増員分の時給を本部負担しても良いと思いますね。いずれにせよ、まずは最初に増員

してみることが大事なんです。そうなると当然ながら、現場の労働環境は、劇的に変わるんですよ。

仕事に余裕が出来るんです。それでバイトの定着率がアップするんです。時給は相変わらず最低賃金

なのですから、最低賃金とその仕事の質や量が、全然見合っていなかったのですねえ。ですから皆、

もっと割りのいい仕事へと、逃げ出すんです。それを防ぐためには、経費は?とか、合理化策は?、

などと四の五の言う前に、まずは増員するんです。とにかく現場の、現在の負担を減らすんですよ!

 

さてこうしている間に、同時並行的に進めて来た、業務のIT化、AIロボット化の方が進行して参ります

と、ようやくコンビニ全体の労力軽減効果が現れて来るようになります。まあそれだけ巨大な先行投資

を、しているんですからねえ。この軽減効果を確認してから、本部負担分経費を削減するのか?、本部

負担増員分を店舗負担に変えるのか?、あるいは増員した人数分を、今度は減員するのか?を、決めて

行けば良いと思いますね。効果が出るのには、時差があるのですよね。

ですから緊急対策としては、同時に増員も+IT化投資も、だった訳です。これは本部にしか出来ません。

しかしながら、IT化によって、労力軽減効果が出たからと言って、その後再びバイト人員を削減するのは、

いかがか?と、思いますけどね。何故ならコンビニがコンビニであるゆえんは、絶えずその時代のお客の

新しい便利(コンビニエンス)を追求して来たからじゃあありませんか。ここで再び人を減らせば、現在の

お客にとっての、新たなコンビニエンス・新しい便利を、追求することが、またまた出来なくなってしまう

のではないでしょうかね?(次回へ)