コンビニの危機とは、いったい何なのか?Ⅹ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。毎度このブログをご訪問頂き、誠に有難う

ございます。本日は、ムシムシした曇り空です。そろそろ梅雨の訪れなのでしょうかね?

 

 コンビニの過酷な現場では、バイトだけではなく、オーナー夫婦や、本部OFCも含めて、

既に「逃散」の様相が始まっている、という私の指摘は、ますます深刻度が強まり、マスコミ

や政府までもが24時間営業問題に関心を寄せるようになり、コンビニ本部もようやく、危機感

を持つようになって来たようですね。人手不足問題を契機として、従来までは知らんぷりを

決め込んでいた、鮮度切れ食品の大量廃棄問題などにも、打開策を提示し始めて来たから

です。昨日は政府で、レジ袋無料の禁止が決められたようですね。あのレジ袋、本部が店舗に

売っているんですよ。ですから有料になれば、店舗側の経費負担も減るんです。まあコンビニ

本部のビジネスモデル自体が、崩壊しかけて来ているような気配ですわねえ、、。

 

しかし前回まで見て来ましたように、IT化・ロボット化の推進だけでは、この困難は、打開

出来そうにないことが判ります。現在大ブームになっているAIロボット技術を以ってしても、

現在のコンビニ業務を維持するための人間の代わりには、なり得ないことが判るのでした。

理由は明らかなんです。お客にとって、コンビニのコンビニエンス(便利)たるゆえんは、

その機能にあるのではなく、人(スタッフ)に、やってもらえるからなんです。ですから、

単にその機能を機械に置き換えただけじゃあダメなんです。便利じゃないからなんですね。

しかし、IT化も進めながら、同時に人も増やすべき、と言う前回の私の提案は、従来の企業

論理の中では、異様なものです。IT化・ロボット化を進めるのならば、その分人間の合理化を

進めるのが、まあ一般的です。しかしコンビニは、この施策と合理化を繰り返して来た結果、

人間の業務遂行能力を越える作業環境が出現してしまい、職場からの「逃散」が、既に始まって

しまったのでした。でもその打開策として、IT化・ロボット化は、やはり必要なのです。但しこの

IT化・ロボット化は、完全に人間に代替出来るような代物じゃあないんです。ごく一部の部分的

機能の代替に過ぎないのです。ですから今はとにかく、人も同時に増やさなければいけないんです。

コスト増にはなりますよね? でも大丈夫だと思いますよ。今まで聖域?として手が着けられて来な

かった、本部の合理化の方にメスを入れれば良いのですよ。本部が人員増員分を負担するんです。

店舗側に余裕は無くとも、本部に余裕はあるハズですよね? つまり人手不足の解決策は、まずは

とにかく、人を増員することなんです。そうすれば自然に、バイトは集まるようになるんです。

何か、おかしいですかね??

 

さて、このような増員対策を打ったコンビニ現場には、どのような劇的変化が訪れるのでしょうか?

まずセルフレジの導入によって、急いでいるお客を中心に、レジの混雑は、多少改善されるハズです。

またバイト人員が1名増員されましたので、セルフレジでのトラブルや万引き防止対策なども、有る程度

可能になり、且つ仕事に余裕が出来ます。するとコーヒーマシンのアラームが鳴っても、即座に対処が

可能になり、コーヒーの販売を一時中止する必要が無くなります。また混雑時には、ケース内がからっぽ

になっていた、揚げ鶏やフランクも、からっぽになる前に、逐次補充することが出来るようになります。

検品・品出し作業も、人数が増えて楽になりますから、品出し中のお客のレジ待ち列も、あまり長くなる

ことは無くなります。更には、1名増員されただけなのに、今まで汚れていた床やテーブルがきれいになり、

今まで雑然としていた商品棚が、常時きれいに、陳列フェイスアップされるようになったのでした。

これらも余裕のなせる技なのですね。そして次のことが一番効果的だと思われるのですが、プラス1名の

増員になったお陰で、休みたい時に他のメンバーの了解が得られれば、いつでも休めるようになったのです。

元々それまでは1名減でやっていた業務ですから、きついけれど、何とか業務遂行は可能なんですよ。

それより何より嬉しいのは、他のメンバーの了解さえ取れれば、いつでも休める、と言う「安心感」ですね。

でも皆さん、実際はそんなに休みませんよ。シフト制勤務でありながら、いつでも休める、という安心感

こそが、すごく画期的なんです。 どおりでアルバイトの応募者、この頃どんどん増えている訳ですわ。

更にはアルバイトの接客対応が、明るくなりましたね。昔のような、必死に業務をこなしている悲壮感や

無愛想感が、無くなって来たんです。そうすると何故か、客販売単価が上昇し、更に馴染み客が、どんどん

増えていったのでした、、。(次回へ)