コンビニの危機とは、いったい何なのか?Ⅷ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。毎度このブログをご訪問頂き、誠に有難

うございます。先程ようやく雨は上がりましたが、湿度が高くムシムシしますですね。

 

 さて、人手不足に端を発し、24時間営業が維持出来なくなり、社会問題になっている

コンビニ業界なのですが、その原因は、コスト削減・業務の効率化を極限まで進めた

結果、誰もまともに業務を遂行出来なくなり、バイトもオーナー夫婦も本部スタッフも、皆んな担い手が、誰もいなくなってしまったからなのだと、ご説明させて頂きました。

まさに日本史の授業で言うところの、「逃散」状態ですわね? 皆逃げ去ったのですよ。

そこで政府からお叱りを受けた本部が出した対策と言うのが、セルフレジ・無人レジの

導入策だった訳です。まあロボットやIT技術の活用第一弾、というところなのでしょう。

まあ今やどこの業界でも、ITやAIの活用は大流行りですからねえ。人手不足対策と言えば、

AIロボットの活用になる訳です。人間と違ってミスもしませんしねえ、文句も言いませんわね。

まずは年内に、全店で導入される予定?の「セルフレジ」で、人手不足対策なのですかねえ?、、、

 

で、今後導入予定のセルフレジって、既に某FマートやLーソンに導入されているようなセルフレジ

マシンですかね? 自分で商品スキャンや袋詰めまでするタイプですね。お客が、コンビニ店員役

もやってくれるので人手不足の店舗では助かります。それとも、スーパーなどに導入されている、

支払いのみのセルフレジですかね? ウチはまだ、導入されていないので、良く判らないのですよ。

しかしどちらのセルフレジになったとしても、色々問題は、多くありそうですわね?

まず、商品スキャン型のセルフレジについてなのですが、確かにバイトスタッフの業務の一部を、

お客が代行してくれますので、負担軽減に繋がる可能性はあります。しかしこのセルフレジ、極めて

限定的なお客にしか、対応出来ません。つまり、バーコード付き商品だけを買う、カード支払いのみの

お客限定、と言うことになるでしょうかね? つまりタバコやお酒は不可ですし、バーコードの無い

新聞類は、タッチパネルを操作すれば何とか可能みたいですが、110円~180円ぐらいまで、価格の違いが

ありますので、多分お客は、画面が面倒?なので操作しないでしょうね。何故なら、新聞とタバコのみの

お客って、お年寄りが多いんですが、レシートの受け取りも拒否するんですよ。つまりコンビニエンス

(便利)ではないからですよ。でこのセルフレジ、それより何より、現金支払い不可なことが、かなり

致命的です。お釣りが出せないからですね。でも電子マネーのチャージも出来ないとなると、電子マネー

で支払おうとして、残高不足で買えないお客が続出する予感ですね。その度に、バイトが呼ばれるんじゃ、

たまったもんじゃありません。でも本当の、更に最大の課題は、商品窃盗の問題であると思いますね。

スキャン型セルフレジは、性善説に基づいて設計されています。購入商品は全数スキャンされるハズ、

と言う前提ですね。1個か2個だけスキャン・支払いして、残りを堂々と持ち去られる事態は、想定して

いないのです。それでなくとも現在のコンビニは、人手不足のため眼が届かなくて、万引きが多いの

ですからね。ただの監視カメラだけじゃあダメなんです。現在だって監視カメラは、店内にいっぱい

あるんです。しかし監視する人間の方が、誰も居ないんですからね、、。そうなりますと、スキャン型

セルフレジを導入の際は、一緒に AI監視ロボットシステムも導入しなければなりませんわね。

しかし監視アラーム音が鳴っても、バイトは忙しくって、万引き犯対応なんて、出来ませんですよ!

すると、万引き犯補獲ロボットの方も、必要になりますかね?(そんなロボットあるの?)

まあそう考えますと、セルフレジの導入コストは、バイトを雇うのと比べて、どれほど膨大になるので

しょうかね? 膨大な導入コストを掛けながら、皮肉にもバイトは更に忙しくなる、という悲劇的結果に

落ち着きそうな予感です。いったい何のためのセルフレジ導入なのでしょうかねえ、、、、

 

では、スーパーに多く導入されている、支払い専用のセルフレジはどうなのでしょうか? レジ点検時

の違算は、無くなりそうですわね? しかしあんなセルフレジ、人手不足対策にはなりませんわねえ。

支払い業務機能だけで、他には何もしてくれないからです。

逆に、お客にいちいち操作法を聞かれて、手間がかかるようになるのですよ。またこのタイプのセルフ

レジを導入する場合は、全レジに導入しなければなりません。人手不足対策効果は薄いのに、導入の

コストだけは大きくなるのです。まあコンビニ業界では、あまり意味がありませんわね。

 

と言う訳で、コンビニ業界が政府に約束した、セルフレジ導入策だけでは、人手不足解消策には、程遠い

可能性があるのです。コンビニ現場からの「逃散」は、全然収まる気配がありません。(次回へ)