AI眼底診断、国や学会の動きとは?

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧

頂き、誠に有難うございます。また、本日も良い天気であります。

 

今回より、ブログタイトルを少し変更しましたが、内容は前回から継続

しておりますのでご安心下さい。それで、AI診断の導入により、眼底

カメラ検査を復活させるための方策として、自撮り眼底撮影機能の、無人

自動眼底検査システムを提案させて頂き、自動血圧計や自動視力計などと

同様に、内科・健診施設だけではなく、様々な公共施設などでも、手軽で

安価に、眼底検査を受けられるようにすべきである、などと言う新たな

提案を、させて頂いておりました。

で、そうなりますと、眼底検査が従来の健診受診者以外にも、広く人々に

浸透致しまして、日本人の眼底画像ビックデータの収集の方も更に進んで、

新たな未知なるAI知見の発見にも繋がるであろう、との壮大な夢を描かせて

頂いたのでした。

 

ところで前回、昨年から始まった、国による医療ビックデータ研究センターの

動きについて、ご紹介させて頂きました。その概念図をお示ししましたが、要は

国が、各医学会と協力しながら、医療ビックデータの収集、保管、管理を行うよ、

と言うことですわね? まあある意味国の事業として、ふさわしいのかも知れません。

ただ更には、医療ビックデータのクラウド基盤を整備するだけではなく、AI診断の

アルゴリズム開発なども、各学会と共同で行いますよ、とも言っているのですよ。

これ多分、結構議論を呼ぶ?ものと思われますね。何故なら、まさに今現在、

深層学習技術の普及によって、医療のAI診断の場に於いても、百花繚乱のごとく、

各医療機関や各大学、多くの研究機関、民間企業で、研究開発が繰り広げられている

訳です。そんな中で、国の機関が俺も!と、手を挙げて来たような感じなんですよね。

しかも、いくつかの医学学会の協力を取り付けてから、なのですよ。つまり国の予算を

使った、公的事業な訳ですよね? 一般の研究機関、民間企業などは、多分従わねば

ならない訳なのですから、少し違和感を感じてしまうのは、私だけでしょうかね?

しかし私も、医療ビックデータの最終保管・管理先として、国の関与を否定するものでは

ありません。例えば研究開発を終えたビックデータや、続々と溜まって来る健診の眼底画像

などを、各研究機関、医療施設等から提供を受け、国が並立的に収集・保管・管理を行うことは、

データの散逸を防ぐ意味からも、必要且つ重要であると思います。(※国立国会図書館か?)

またビックデータの集積・拡大は、新たな知見への可能性を拓くための原資にもなりますから。

しかし、国が医学会横断的に医療ビックデータの収集を主導して、且つAI診断アルゴリズムの

新開発をリードする、と言うのは、いささかやり過ぎではないのか?と、思ってしまうの

です。日本国内に、新たなGAFAが作られるような気がしますわね。国による民業圧迫?と、

ならなければ良いのですがね、、。むしろ私としては、AI診断ソフトは医療機器であると、

厚労省が定義付けている訳なのですから、医療ビックデータ研究センターは、医療機器

としてのAI診断ソフトを検証・承認するための、Pmda(旧医療機器センター)機関にでも

なったら良いのではないか? などと、ホントは思ってしまうのですがねえ、、。

 

で例えば、医療ビックデータ研究センターは、今年の2月に日本眼科学会と共同で、眼科学会

から提供を受けた眼底写真を元に深層学習させた結果、緑内障の判別で90%以上の正答を得た、

との報告を、日眼誌に投稿発表しているんですよ。でもこれって、それ以前に、佐賀大学と

(株)オプティムさんが共同発表した研究内容の二番煎じ、同じなんじゃあないのか?って、

思ってしまうのですが、いかがでしょうかね? 追試検証なら良かったのですがね、、、。

医療ビックデータ研究センターと日本眼科学会の方が、緑内障AIの元祖なのですかねえ?、、

更に日本眼科学会では、この緑内障AI眼底診断の結果で味をしめたのか、来年までの予定で、

全国20大学の眼科を対象に、眼底教師付き画像データの募集収集活動まで、始めたのでした。

AI眼底画像診断は、日本眼科学会が取り仕切るぞ!、ということなんでしょうかねえ、、、?

(次回へ)