眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。毎度このブログをご訪問頂き、誠に
有難うございます。本日外では、雪が降り続いておりますが、積もるのかなあ?
ブログのタイトルが変わりましたね。昨年の今頃、視覚障害を持つ学生時代の友人
から紹介を受け、障害者向けの視覚補助器具を、色々ご紹介させて頂きました。
で、この友人から今年もまた、同様の追加情報がありましたので、改めてご紹介
させて頂こうと思いました。その後、どうなったのでしょうかね?
昨年 最初にご紹介させて頂いた視覚補助器具は、OTON GLASS という名称で、
日本の技術者が開発を進めているというお話しを友人から紹介され、その内容を、
このブログでお伝えさせて頂いたのですが、OTON GLASS を調べている中で、
イスラエルでも同様の開発中製品が見つかりまして、そちらも同様にご紹介させて
頂きました。そのイスラエル製が、この写真のOrCam My Eye 2 という商品でして、
遂に日本でも発売が開始され、商品説明会が開催された、との新情報だったのでした。
さてどんな商品なのかと申しますと、メガネ型の文字の読み上げ機なんです。メガネの
フレーム部分に取り付けられた黒いBOX部分に小型カメラが内蔵されていて、読みたい
文字などを指差しすれば、読んで日本語音声で喋ってくれる、と言うスグレモノなのです。
文字を読むだけではなく、人間の顔の識別や、モノの識別なども可能だそうですから、
視覚障害のある方々にとっては、自立行動を可能にするための画期的ツールになりそうな
予感がしますよね。(触れ込み通りだとすれば、ですがね、、。)
販売価格は、¥648,000-(税込)だそうです。まあ、ちょっとびっくりな金額ですよね?
だいたいが、福祉機器だとすると、非課税なハズじゃあないんですかねえ? 税込って?
まあIT技術の進歩による、今まで無かった画期的新製品ではあるのですが、良く見てみると、
視覚補助器具の歴史的開発・発展過程を踏まえた製品であることが、実は良く判るのですよ。
元々、目の不自由な方々に対する視覚補助器具としましては、ルーペ(拡大鏡)があった訳
なのですが、読む姿勢も悪く、更に読みたい文字を追って、ピントを合わせながらルーペを
動かすのが大変だ、と言う問題点があって、1980年代になって、拡大読書器という装置が
開発されたのでした。テレビ拡大鏡ですわね。(昨年のブログに、詳細があります。)
まあ、XY写真撮影台に、ズームCCDカメラをくくり付けただけの代物だった訳なのですが、
それでも新聞や本を読むのに、姿勢良くテレビを見るように読めるので、視覚補助器具として
は、大ヒット商品になったのでした。この拡大読書器を生み出した技術背景は、家庭用ビデオ
カメラの、爆発的普及による、CCDカメラの一般化・部品の低価格化が、あったのでした。
(世界初のCCDカラーカメラは、SONY製ですから、日本の技術だったんですよ。)
ちなみに、この写真の OrCam My Eye 2の国内発売元の会社は、拡大読書器の製造販売も、
されていましたですね。(会社名は、現在変更されていますけれどね。)
で、この拡大読書器が更なる進化を遂げまして、2000年代に、音声拡大読書器へと発展して
行ったのでした。つまり拡大読書器が、喋ってくれるようになったのですね。この進化の
技術的背景には、スキャナー+コンピュータのOCR技術と合成音声技術の発展・普及があります。
このように見て参りますと、視覚補助器具(福祉器具)の開発・製品化のためには、他分野製品
での、コア技術の爆発的普及による、技術・部品の低価格化が必要である、と言うことが判る
のですよ。(次回へ)

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