眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご訪問頂き、誠に
有難うございます。この頃は、ほとんど毎日、曇りか雨の天気ですよねえ。晴れる日
は、いつ訪れるのでありましょうか?
さて今回からは、ニデックさんの登場です。写真は現行機種のAFC-330という型番で、
2011年11月に、AFC-230からのモデルチェンジで新発売されました。2008年2月の
ポラロイドフィルム終了宣言により、各社一斉に、デジタル眼底カメラへの切り替えが
進んでいた中、突如、オート撮影眼底カメラでこの業界に参入して来たのが、ニデック
でした。当時の眼底メーカー:キヤノン、トプコン、興和には、マニュアル操作機しか、
存在しなかった中、初めてのオート撮影眼底カメラとして業界デビューしたのでした。
それまでニデックさんには、眼底カメラの製造実績はありませんでしたから、本当に我々
びっくりしたものでした。まあ、現在のオート撮影に比べると、AFC-210、AFC-230の
オート撮影は、まだセミオート的、ではありましたけどね。それでも多くのユーザーは、
びっくり仰天したのでした。だって、その当時の他社眼底カメラは、カメラこそデジタル
になっていましたが、操作法はと言うと、前眼部の位置合わせをして、眼底像に切り替えて、
フォーカスを合わせて、距離輝点をくっきりさせて、シャッターを押すという、従来同様の
マニュアル撮影の装置ばかり、だったのですからねえ。眼底カメラ業界に初参入を果たした
ニデックさんとしては、してやったりだったと思います。キヤノンさんが途中で開発を止めて
いた、オート撮影への道を、新たに切り開いたのですからねえ。(前回ブログご参照)
でも、実際の眼底カメラ販売の方は、思い描いた期待通りには、行きませんでしたけどねえ、、。
※このあたりのニデックさん販売不振に付きましては、以前のブログでも、書かせて頂きました。
もっとも、ニデックさんに於いても、この眼底撮影オート化の技術は、眼底カメラ開発を目的と
して、出来上がったものではありません。OCT装置(3次元光干渉断層計)の開発の過程で出来
上がった技術なのでした。この点は、トプコンさんの場合も同じです。オート撮影の眼底カメラは、
言わばOCT装置開発の、副産物として出来上がったのでした。ですからニデックさんとしても、
本家のOCT装置(RS-3000)の方が、爆発的に売れましたから、まあ、良かったのかも知れません
けれどね。※OCT装置(3次元光干渉断層計)については、以前のブログをご参照下さいませ。
で、現行機種AFC-330の前の機種であるAFC-210と230なのですが、2007年と翌2008年という
ほぼ同時期に、相次いで発売されています。その違いは?と申しますと、まあ開発段階の違い的な
違いでして、230の方が、オートトラッキング(アライメント)の幅が、より広くなったという
程度の違いでした。本体ボディは、まったく同じで、一眼レフデジカメと液晶タッチモニターが、
上下に並んで付いておりましたね。また、どちらの機種にも、画像ファイリングシステムNAVISが、
付属していました。で、ユーザー側にも2機種の違いが、良く判らないものですから、ニデックさん
は、AFC-210から画像ファイリングシステムNAVIS(PC)を切り離しまして、当時流行していた、
プリンター直結タイプに変更してしまいます。金額も安く出来ますからね、、、。市販のデジカメ
が付いていましたので、キヤノンのセルフィとの直結(ピクトブリッジ)が可能だったからです。
当時の廉価版眼底カメラは、全社皆さん、このP直方式で販売されていましたね。まだポラロイドが
無くなったばかりで、写真を紙に焼く文化が健診現場にも、広く浸透していたから、なのでした。
ところが、2011年新発売の現行機AFC-330になりますと、写真をご覧になれば判りますが、外付け
のデジカメが消えています。ぱっと見た感じは、あまり変わっていない印象のAFC-330なのですが、
実は大きく変わっておりまして、コンピュータ内蔵型のオールインワン機に、変わっていたのでした。
ですから、デジカメも同時に内蔵された訳なのです。これは、OCT装置 RS-3000が完成したので、
そのボディを流用することによって、出来上がりました。そしてオート撮影の精度も、更に向上したの
でした。この新しいOCT装置と眼底カメラに、最も衝撃を受けたのは、トプコンさんであったろうと、
私には思われます。トプコンさんもニデックさんと同様に、OCT装置と眼底カメラを開発し、競争を
していたからなのです。で、ニデックさんが行った、OCT装置と眼底カメラを同じラインで開発する、
という考え方が、その後のトプコンさんにも波及して行ったのでした。
とすると、ニデックさんの次の眼底カメラも、OCTがらみ、なのでしょうかね?(次回へ)

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