そろそろ新しい眼底カメラは?Ⅲ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつも、このブログをご訪問頂き、誠に

有難うございます。秋とは言え、まだまだ暑い日々が続いております。また台風のよう

ですねえ。

 

前回より、そろそろ発表されるであろう?、トプコン社の眼底カメラの、モデルチェンジ

予測について、色々書かせて頂いております。まあ間違いなく当たるハズなのは、新機種

の型番が、TRC-NW500になること、ぐらいなんですけれどね。でも、現在の眼底カメラで、一番売れている機種ですからねえ、マイナーチェンジに留まるであろうことも、多分

間違いないとは思いますよ。(フルモデルチェンジでは、リスクが大きいため。)

 

そこで、次期眼底カメラに於いて、留意すべき最大の眼目は何なのか?、という点です。

ただそろそろ、モデルチェンジの時期だから?、ではありますまい。何か新技術の開発で

あるとか、画期的新アイデアなどがあって、それらを製品に取り込むために、新製品を

リリースするのですからねえ。では今回の新製品開発における、新技術や新アイデアって、いったい何なんでしょうか?  特にトプコン社にとっては、IDx-DRを、どのように

取り込むのか?、であると思われます。何のことか?、と申しますと、今年4月に米国で初の

FDA認可を取得した、AI眼底診断システムのことで、糖尿病をスクリーニング診断します。

以前のブログでも、ご紹介させて頂きましたが、この米国初のAI診断システム、眼底カメラは、

トプコンのNW400専用!、という触れ込みなんですよね。AI診断に関しては、トプコン社は、

IBM社と提携しています。また、IDx社も、IBMと提携しているのです。ですからIDx社が、

トプコンの眼底カメラを押すのは、まあ当然のこと、ではあるのですけれどね。

但しもちろん、日本国内で、IDx-DRは、薬機法上未承認な訳ですが、それは売ったり買ったり

する場合のことでして、Web環境自体としては、世界中どこでも、ボーダーレスな訳です。

とすれば、研究用?として、トプコンユーザーに対して、アピールをしない手は無い訳でして、

例えば新型機では、トプコン画像としてIDx-DRにアクセスするための、ゲートウェイ認証ソフトが

添付される、などというオプションは、可能ではないか?と、考えてしまいますが、いかがでしょうか?

もとより日本国内の事情として、医療機器を直接、外部ネット環境と結ぶことは、院内セキュリティ上、

不可能です。このことは、眼底カメラが接続されている、画像ファイリングシステム(IMAGE-net)や

電子カルテ等においても同様です。ですから日本国内では、医療機器のIoTは、考えにくいのです。

ですから、インターネットに常時接続された眼底カメラなどは、商品としては、出て来ない訳ですね。

(本当はこういったシステムの方が、絶対楽で便利なんですけどねえ、、、。)

その意味でも、院内で外部クラウドと接続されるPC用の、医療機器ではないゲートウェイ認証ソフト

のたぐいは、必ず必要になると思われるのです。(どの眼底カメラの画像でも、同じAI読影が可能に

なるのであれば、単なるパスワード入力のみで良いとは思いますけどね。)

 

また更に、IDx社だけではなく、内外の多くの企業・大学が、眼底画像のAI診断システムを、現在開発中

です。今後、これらのAI診断システムがデビューして来た際にも、画像データや解析結果の受け渡しを

どうするのかを、きちんと定めておく必要があるでしょうね。(眼底画像データも、USBメモリでの運用

で、良いのかどうか?)

マイナーチェンジに留まる予測とは言え、新機種では、このAI診断システムの取り込みを含めた将来展望が、

きちんと提示されなければならないのです。何故なら厚労省でも、2020年をAI診断元年にしようとしている

のですからねえ。ですからトプコンさんに限らず、全ての眼底カメラメーカーは、今後のAI診断への対応を、

今度の新しい眼底カメラでは、示す必要があるのですよ。(次回へ)