眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、誠に
有難うございます。今日も雨で、これから台風直撃?、だそうですがね、、、。
さて、現在の各社眼底カメラの中で、最も良く売れている(評価の高い?)機種が、
トプコンのTRC-NW400(ウチのレンタル機)なのですが、2014年3月に、前機のNW300の後継機種として、フルモデルチェンジで発売されました。NW300が新発売 されたのは、2008年12月でしたから、ちょうど5年を経過しての新製品発表でした。
で、前機と比べて何が大きく変わったのか?、と申しますと、多分多くのユーザー
は、撮影法がフルオート撮影になった点だろうと、言われると思います。実際、この
フルオート撮影のインパクトは、すごかったです。多くのユーザーに、大変びっくり
されましたね。でもこのフルオート撮影機能、前機NW300から比べますと、それ程
劇的な変化ではなかったのですよ。実はNW300にも、オートフォーカス、オートショット等のオート撮影機能は、既に存在していたのでした。NW400になって、新たに
付け加わったオート撮影の機能は、オートアライメント(位置合わせ)機能だけなん
です。 NW300でも、かなりのオート撮影であった訳なんです。でも、オート撮影の
恩恵は、当時のユーザーには、まだ充分には伝わりませんでしたね。他社のユーザーを
奪い取るまでには、浸透しなかったのでした。(実際当時、ニデック社からも、同等機能
のオート撮影機種が、発売されておりましたが、やはりそんなに売れてはいませんでした。)
ところが、オートアライメント機能が追加されることによって、ある革新が可能になりました。
それは、眼底カメラ本体から、ジョイスティック(操作桿)を無くする、という革新でした。
このジョイスティックを無くす試みは、既に非接触眼圧計などで、各社とも試されていました。
(キヤノンさんは、一旦やめたジョイスティックを、再び復活させましたけれどね、、、。)
この革新によって、眼底カメラ本体のデザインが一新されるという、フルモデルチェンジが、
実現したのでした。(ホントは、OCT装置のデザインとして考えられていたとしても、です。)
従来からのジョイスティック操作に慣れ親しんでいたユーザーからは、近未来的なタッチパネル
操作が、驚きを持って迎えられました。私はこの、眼底カメラからジョイスティックを無くした
デザイン変更が、実は大ヒットの決め手になったのだと、考えています。眼底カメラの本体から、
ジョイスティックを無くしたのは、トプコンさんが初めてだったのですよ。まあそれほどまでに、
眼底カメラユーザーの中にも、ジョイスティックで位置合わせをするという行為が、当たり前の
常識になっていたんですね。その常識を、トプコンさんが、打ち破ったのでした。
またもう一つの決め手は、オールインワンタイプの機能強化と、小型・軽量化が、あるとは思い
ますけどね。(健診市場・現場にとって、かゆい所に手が届くと言うか、、、。)
移動健診などで眼底カメラを持ち運ぶ際は、女性が多い検査技師さんにとっては、小型・軽量が、
かなり重要になります。そこで前回のモデルチェンジの際は、トプコンさんだけではなく、キヤノン
さんも、眼底カメラ本体の、小型・軽量化に取り組んだのでした。(でもキヤノンさんは、オール
インワン型の眼底カメラの開発を、止めてしまった訳なんですけどね。)
さて、このNW400の次期モデルチェンジは、どのように予測されるのでしょうか? あるいは、
次はどうなって行くべきなのでしょうか?(期待?)
まず間違いなく型番は、TRC-NW500でしょうねえ。(まあ当たり前ですわね、、、。)
で、全体的な変更としては、マイナーチェンジに留まるのではないか?と、私は考えております。
ヒットしている訳ですから、敢えて大きく変える必要は無いのですよ。但し、いくつかの課題、
問題点については、対策が取られるべきだと思います。(画質の向上だとか、最小瞳孔径だとか、
フラッシュ光量の減少等々については、敢えて申し上げません。)
具体的な改善のひとつ目は、プリント印刷対策です。需要減少しているとは言え、コスト面で、
現在の高額ビデオプリンターそのままで?、と言う訳には行きませんね。比較的安価なプリント機能
(インクジェット用添付ソフトとか?)が、追加されるべきであろう、と言う予感です。
でも実はもっと大きな課題として、現在急速に開発が進んで来ている、AI眼底読影に対応するための
対策?が、存在するのですよ。(次回へ)

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