眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。毎度このブログをご訪問頂き、
誠に有難うございます。世の中的にはお盆で、皆さんお休み中ですかね?
もう少し、白い巨塔について、コメントを続けさせて頂きます。よく言われる
のは、白い巨塔の話しは本当なのか?、ということなのですが、大体本当です、
と言うところでしょうかね? 山崎豊子さんのあの小説自体は、1960年代の
大学 医学部を背景として描かれていますので、もう50年以上も昔の状況である
ハズなのですが、現在でも生々しいリアリティーを感じる、というのは、大学
医学部が、50年以上経っていても、実はあまり変わっていない?、と言う証左
なのであろうと思われます。まあ前回ブログでの前理事長の件をご覧になっても、
お判りであろうと思いますよね。まさに昭和そのもの、白い巨塔の体質そのまんま
のように見えませんか? 銀座でのクラブ接待などは当たり前ですし、権力を握ると、
裏口入学でも女子や浪人生の減点・加点だって出来ちゃうんです。もちろん、その
謝礼金の方だって、もらい放題な訳ですよね。更に、白い巨塔の方では、愛人なども
いましたよね? 何ともうらやましい限りですね。ですから医局員の皆さんは、全員
教授を目指しそうなものなんですが、実は現実は、そうでもないようなんですよ。
お金にズブズブなのは、今も昔も変わりません。ただ昔は、白い巨塔に出て来るような、
高潔な医師も多くいらっしゃって、医師のお金儲けなどは、軽蔑されたものなのですが、
現在の医学部教授の方は、実はそうも言っておれない状況なのです。どういうことなのか?、
と申しますと、現在は昔と違って、医局(講座)を維持するのには、大変お金が掛るのですよ。
基本的に医学部の医師は、附属病院での臨床と医学部講座での研究の、二足のわらじな訳です。
(プラス、教育って言う役割も、一応ありますけれど。)
病院で診療もしなければなりませんし、大学を背負って、医学の研究・論文発表もしなければ
ならない訳です。で、病院診療科での収益と、研究論文発表数によって、医学部教授は評価
されるのです。そのために教授は、安い給与?でありながら、日々頑張る訳なのですね。
医局内での、診療内容や研究テーマは、教授からの指示助言によります。で、研究は大体、
チームで行われるのですが、研究チームを維持し、新しい研究を進めて行くためには、常に
非常に多くのお金がかかるのですよ。特に医学研究の場合、この金額がものすごいのですよ。
また正直言って、お金を掛ければ掛けるほど、良い研究が出来そうな予感はありますです。
でも医学部の予算などでは到底賄えませんので、教授は、絶えずどこからか、お金をねん出して
来ないといけないのですわ。昔より現在の方が、医学研究には、はるかに多くのお金が必要に
なっていると思われますよ。実験機器も高額ですし、実験動物だって高額なんです。発表のための
学会出張費だってかかりますよ。私が昔、医療器械屋として出入りしていた大学医学部の教授も、
いつも「お金が無い、お金が無い」と、うわ言のように、ぼやいていた記憶がありますねえ。
(あ、前回の老舗医科大学の前理事長とは、別の大学医学部ですよ。)
ですから、医局や講座を維持するための、現在の教授の主な役割は、実はお金集めなんですよ。
と申しましても、私が存じ上げているのは、眼科の医局、眼科教授だけなんですけどね。
でも多分、どこの科も、同じ状況なのだろう、とは思いますけれどね、、、。
逆に言うと、お金を集めて来れる教授が、医局にとっては、良い教授と言えるのかも知れません。
お腹を空かせた?医局員達のために、教授は、たくさん稼いで来なけりゃあいけないんです。
せっかく苦労して、医学部の教授になったのに、何か、とほほな感じですよねえ。
以前は、医局員を関連病院に派遣することによって、派遣先の病院から、研究費(寄付金)を得て
いたのですが、現在ではそれだけでは到底足りず、製薬会社など企業からも、広く寄付を受け付けて
います。また、以前のブログでもご紹介した、眼内レンズ納入でのキックバックリベート問題ですね。
医師個人へのキックバックは、やはりまずいであろう、ということで、その後出て来たのが、派遣先
病院への眼内レンズ納入を認める代わりの、医局への寄付なんです。毎年なんですけど、この金額、
結構大きな金額でして、現在の眼科医局の維持には、大きく貢献しているようですよ。
ちなみに、医学部への寄付行為自体は、「合法」なんです、、、。(次回へ)

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