大学医学部、医局について、

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、誠に

有難うございます。ホント久しぶりに、ブログのテーマが変わりましたですね。

山崎豊子さんですかね? でも私の世代では、唐沢寿明ではなく、田宮二郎でした

けれどねえ。え?、田宮二郎ってご存知ない? 時代が変わっているんですねえ。

 

いえ最近ですね、文科省と某医科大学の汚職問題発覚で、世間が騒がしいものですからねえ。私も長年、医療器械屋として、大学医学部や医局に出入りさせて頂いておりましたものですから、少しコメントをさせて頂こうと、思い立った次第なの

です。まあ良くもあれほど、次から次と不祥事が出て来るものだと、呆れてしまいますですが、文部官僚を銀座で接待攻勢ですとか、医学部の裏口入学ですとか、女子や

3浪以上の受験者の点数カットですとか、あまりに前時代(昭和)的な手口ですよねえ。

思わず、今時本当なの?と、疑ってしまいますよね。現在のコンプライアンス基準では、

あり得ない事件だと思いますが、逆に申し上げると、私らが若かった頃は、これらの行為も

ある種、よくある出来ごとだった?と、言えるかも知れないのですがね、、、。

とすると、某医科大学の前理事長にとっては、銀座での接待も、裏口入学も、斡旋の謝礼金も、

女子・浪人の点数カットも、全て昔(昭和)の感覚ではごく普通のこと?、であったのだとも、

思われるのですよねえ、、、。つまりご本人には、あまり罪悪感は無かったのではないか?、

と思われるのです。何も変わっていない?(もうすぐ、平成も終わりますけど、、、。)

と申しますのも、昔の私立大学医学部は、どこも、そのような同じ状況だったからです。

もちろん、トップの方だけの特権でしたけどねえ。でも、下の医局員達は、それを皆さん毎日

見ている訳ですよ。ですから自分達が偉くなると、今度は自分で、やってみたくなるのですよ。

時代の方が変わってしまったのですね。昔の常識は、今の非常識になってしまっていた訳です。

前理事長は、それに気づかなかった?のだと思うのです。医者は、世間に疎いのですよねえ。

 

この指摘、やはり甘いですかねえ? どうもスイマセン、、。と申しますのも私、医療器械屋

として、昔のこの前理事長のことを、実はよく存じ上げているのですよ。

前理事長って、以前は眼科の教授だったんです。で私も、出入り業者をしていた訳でして、、。

「医療コンサルタント」として?、じゃあないですよ! 本当の医療器械屋としてですよ!

新型手術装置を持ち込み、先生の手術に立ち会ったりしておりました。その医大では、初めての

手術手技でしたね。でも老舗医大とは言え、当時の大学病院はボロで、お金もありませんでした

からねえ。貸し出しで最新手術装置を持ち込んで、先生に使ってもらっていたのでした。

いわゆるデモ・貸し出しというヤツです。無論、先生の方から、デモ依頼があったのですよ。

ずっと先生の手術の立ち会いをして、1年後ぐらいにようやく予算が付いて、購入して頂いたの

ですが、それでもかなり値切られましたね。本当にお金無かったんですよ。(でも、最新手術は

やりたい、、、。)それで、その手術装置の消耗品は、高額のディスポーザブル(使い捨て)

だったのですが、当時は予算も無かったので、何回か洗浄再滅菌して、再使用していました。

(今じゃあ☓です。)「5回以上も再生使用出来たよ。」と、嬉しそうにおっしゃっていましたね。

まあ本当にざっくばらんで、明るい先生でしたよ、、、。

ホント当時は、どこの大学病院も、お金が無くて貧乏でしたが、医局の皆さんは、明るく希望に

溢れていたように思えました。多分、人間って、貧乏だと明るくなるんですよ。

でもその後、医学部も医局も、色んな「錬金術」が可能になって医局も裕福になり、皆さんも

偉くなって、あの先生の方も、変わられて行ったようなのです、、、、。寂しい限りです。