医療器械屋という仕事の将来についてⅩⅨ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご訪問頂き、誠に有難う

ございます。本日は暑さのせいか、ブログ更新が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。

 

さて、どんなビジネスでも、ビジネスが継続してゆくためには、ギブアンドテイクの関係が

重要な訳なのですが、出入りの医療器械屋が、顧客である病院・ユーザーに対してギブして

いるものって、一体何なのでしょうかね?、というお話しの続きです。

 

出入り業者など要らない、という医療器械屋不要論は、はたして打破出来るのでしょうか?

「困った時の医療器械屋さん、」と気に留めて頂けるための源泉は、何なのか?ということです。

毎日の医機器具類の確実な運搬は、当たり前のことであり、感謝されるようなことではないの

ですよ。日々院内で勃発する、緊急イレギュラー要請に対して、そのメーカーに代わって、対応

することこそ、出入り医療器械屋の使命である、というようなお話しを、前回させて頂きました。

「そんなの無理!ウチはメーカーじゃあないし、知識も無いんで、そんな対応出来っこない!」と、多くの器械屋さんはおっしゃいますよね。でも実際には、「困った時の器械屋さん」を実践

されている医療器械屋も、多数存在している訳でして、そのような医療器械屋は、病院スタッフ

から、いつも大変感謝されている訳です。ですからそういう出入り業者は、取り引きを切られたり

することがありません。病院と、ギブアンドテイクの関係が成立・継続しているからですね。

何が違うんでしょうか?、様々な商品に対し、メーカー並みの深い知識があるんでしょうかね?

そんなことはあり得ませんよね、100万種の医療機器について、メーカー並みの知識を有する人間

なんていないのですから。この点を多くの皆さんは、勘違いしているのです。知識を有している

訳ではないんです。それぞれの知識を持っている人間を知っているだけなんですよ。例えば、眼底

カメラの件ならば誰とか、機械の修理案件なら誰、というように、教えて貰える相談チャンネルを、

分野ごとにたくさん持っているだけのことなのです。多くはメーカーの担当者が多いと思いますね。

緊急イレギュラー案件が発生する度に、その分野の専門担当者に相談して、アドバイスを受けていた

訳なのでした。その内容をそのまま病院へ伝達するのですが、結果として見事に、メーカーの代役を

果たしていることになるのです。病院の現場は助かり、メーカー担当者は、その病院の最新情報を

入手することが出来ました。これらの関係でも、良い意味でのギブアンドテイクが成立しています。

但し、どんな対応を取るにせよ、誠意だけは欠かしてはいけません。自分が判らないからと言って、

「自分は知りません、判りません、」と、逃げてしまってばかりいては、現場は納得しませんよ。

やはり、「自分は判らないが、調べてすぐに対処しましょう。」と、誠意を見せることは大事ですね。

 

まあ今提示させて頂いた例は、ひとつのギブの例に過ぎないのですが、病院や現場ユーザーにとっての

困りごとは、緊急イレギュラー要請だけではなく、もっと色々たくさんある訳です。それらの中から、

医療器具に関わる部分のお困りごとを解決して差し上げることによって、病院からは感謝され、出入り

医療器械屋としての信頼・安心が確保され、病院との持続的なビジネスが可能になるのです。

そして、そうなって初めて、医療器具販売において、利益(テイク)を主張することが出来るように

なるのです。単にモノを販売をしているだけでは、掛る経費は請求出来ても、利益まではなかなか、

主張出来ないのですねえ。(次回へ)