眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、誠に有難う
ございます。本日はようやく、続いていた大雨が、上がったようですがムシムシしますね。
ここのところ、病院の管理で大ブームになっている、SPDという院内物流管理システムの
導入を巡り、病院側、業者側、それぞれの思惑外れについて、ご説明させて頂いておりま
すが、こんな話題、つまらないですかね? でも、このSPDへの参入によって、古くからの
医療器械屋は、まさに存亡の危機に立たされる羽目に陥ったのでありました。
ですからもう少し、ご辛抱下さいませ。
前回は、病院側の思惑として、SPDを導入しさえすれば、消耗材料費を削減出来るハズだ?と、思っていたのが、逆に増大している。という思惑外れ、についてお話ししました。
まあ、医療の進歩が止まらない限り、消耗材料費も増大するのは当たり前なんですけどね。
院内職員の物流管理においての負担は、確実に軽減されているとは思うんですけどねえ。
人間って、楽になった部分のことは、全然気づかないんですよね。
だってその分、SPD業者の方が、その労力負担分を、担っているのですからね、、、。
(小分け袋詰め作業、各科配達、カード回収、倉庫在庫管理等々、)
労力負担をしているからこそ、SPD業者は病院へ、SPD管理料を請求するのですが、これも
病院側にとっては、面白くありません。病院側としては、SPD業者に、消耗材料を一手販売
させて、莫大な?利益を得ているのだから、SPDの運用経費などは 、業者側が負担して当然
である、という考えになる訳なんです。この点も、「思惑違い」ということになりますね。
その一方で、SPD業者にも、多くの思惑違いが、発生することになります。まずは、合法的な
やり方?で、一社独占納入体制が出来上がり、売上げ高・利益額共に、大きく増大するハズ?
だった訳なのですが、これがまったく大違い、となるのです。(まあ売上げ額は、激増しますが。)
と申しますのも、SPDを導入すると言うことは、それまでの既存納入業者を、結果的に排除する
ことになります。ですから当然、既存納入業者は、SPD業者に対して強く抵抗することになります。
だってそれまで、何のトラブルも無く、この病院に対して納入を続けて来た訳ですからねえ、いきなり
SPDだから、とか言われても、納入業者を変えられるなんて許せない訳です。そこで当然、メーカーに
相談をします。メーカーとしても、何の瑕疵も無く、今までお世話になっていた既存納入業者が、突然
切られてしまうのは許せない、となるんです。で、メーカーは、新規SPD業者に対して、こう宣告する
のでした。「ウチから直接、貴社に商品を卸すことは出来ません。今までの病院納入価格で、従来の
納入業者の方から商品を買って、病院へ納入して下さい。」う~んキツイですねえ、これではSPD業者は、
利益なんて出ませんよねえ。労力負担分だけ赤字になってしまいますよ。SPDを獲得したら、メーカーは
全て、SPD業者の方に、なびいて来るハズと、思ったんですけどねえ。実際には多くのメーカーが、全然
言うことを聞いてくれないのです。この点が、SPD業者にとっては、最大の「思惑違い」になります。
このままだと、SPD業務は、労力ばかり掛って、まるで儲からない仕事になってしまいます。病院側が、
SPD導入を決定したハズですよね。だったら、病院側の決定に従うのが、メーカーの義務だと思うんです
けれどねえ、何故、SPD業者の言うことを聞いてくれないのでしょうか?、、、。
どうしてなんでしょうかね? そう言えば、院内の先生や看護師さん達も、今回のSPD導入については、
あまり快く思っていなかったみたいです。 実はこのあたりに、思惑違いの原因がありそうなのです。
(次回へ)

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