眼底診断でのAI技術活用について、

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、

誠に有難うございます。春なんですが、少し肌寒い今日この頃であります。

 

ここのところ、コンビニのお話しばかりでしたが、タイトルも写真も、新しく?

なりまして、ようやくウチ本来のブログテーマに、戻ったような感があります。

 

暫く、眼底検査の話題から遠ざかっていた間にも、AI技術導入の動きは、多くの

医療分野においても、次々と発表されていましたが、もちろん眼底診断の分野

でも、様々な発表がありました。例えば1月には「日本眼科手術学会」において、

Rist社とツカザキ病院による、眼底画像診断の、人間医師対AIのエキシビジョン

マッチの試合?が行われたようです。確か以前の発表では、広角眼底カメラの

Optosの眼底画像から、網膜はく離眼の抽出診断に成功した、というような報告

があったと思います。でも、どうして手術学会で?、という疑問は残るのですが、まあ「臨眼」までは、待てなかったのでしょうね。で多分、AIが勝ったのでしょう

けどね? 筋書きは、大体判りますね。負け役の先生は、まあ、大変ですわね、、。

 

また2月には、OKウェイヴとMieTech社(慶応大学眼科)により、眼底画像のAIに

よる、スクリーニング診断システムの開発に着手する、との発表がありましたね。

いよいよ、慶応大学も名乗りを上げて来たんですね。スクリーニング診断ですので、

眼科医のいない地域や、健診センター等との連携により、眼科疾患の早期発見を目指し

たり、更には、医療供給体制が不十分な、ミャンマーなどでの活用を目指して行くそう

なのです。皆さんお考えは、ご同様のようですね? 

でもミャンマー国内各地に、眼底カメラなどは、普及してるんでしょうかねえ? 

 

でこのように、続々と新たな参入者が現れているのですが、2月は更に、以前から研究

発表のあった、Googleと子会社であるVerily社からも、AI眼底診断での、循環器疾患への

予測可能性についての、論文発表もありました。以前Googleから発表のあった、AI眼底

診断は、加齢黄斑変性症と糖尿病網膜症だった訳ですが、それら眼科疾患だけじゃあなく、

循環器疾患も、対象になったんですね。どんどん眼底の診断対象が、拡大しておりますね。

でもですね、これって、30年前の眼底検診への回帰じゃあないですかね? だって元々、

眼底カメラによる眼底集団検診は、日本が、地方に多い循環器疾患(心筋梗塞や脳卒中)

への早期発見・予防のために、検診用眼底カメラの開発も含めて、世界で最初に、始めた

訳なのでしたからね。(以前のブログをご参照下さいませ。)

 

このように眼底検査は、ディープラーニング等のAI診断技術を用いることによって、再度復権

して来そうな予感が感じられます。そして参入各社が競争することによって、AI眼底診断システム

は、急速に実用化に向けて、動き出しているように見えます。何故なら、実用化のためのAI眼底画像

診断技術(教師データの習得)は、もう既に完了してしまっているからなんです。

ですから各社とも、製品化の方を急がねばならないのです。何でも先に世に出た製品が、その分野の

標準・基準になるのですからね。(次回へ)