無人AIコンビニへの道?Ⅵ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご訪問頂き、誠に

有難うございます。早いもので、本日で3月も終了、明日からは新年度であります。

ホントはまさに、健診シーズン本番なのでありますがねえ、、、。

  

前回のブログでは、日本とはまるで考え方の違う、米国Amazonによる、コンビニの

無人化?について、ご紹介させて頂きました。日本の小売業界は、このAmazon Go

(写真)の動向に、戦々恐々としているそうですね。人手不足の解消のために、様々な

業務をIT・AI技術を使って、ロボットや機械に代替させようと考える日本と、レジの

業務そのものを、IT・AI技術を使って、不要にしてしまおうと考えるアメリカ、さて

どちらがコンビニビジネスでの勝者?、となるのでしょうかね?

 

ビジネスモデルとしては、多分、Amazonが勝者になるでしょうね。私はそう思い

ますよ。理由は簡単、コストの問題です。 え~?お客の動向を監視する、AI監視

システムの方が、膨大な開発費用が掛るハズだろう?、って思いますかね? 確かに、

AI監視システムの開発には、膨大な開発費用が掛っていると思われます。しかし基本は、

ソフトウェアなんですよね。(監視カメラ等の、若干のハード部分もありますけど。)

で、ソフトウェアは、大量のコピーが可能なんです。コピーのコストは、ほぼゼロです。

すると、コンビニの数の分だけ、開発コストは、どんどん下がって行くことになります。

更にAI監視システムは、コンビニに特化したものではありません。社会の様々な場面で、

応用・利用が可能な技術であると言えますし、お客の動向情報、というビックデータを、

絶えず入手することが可能になる、という企業側のメリットも出て来ます。POS(販売時

情報管理)システムの上を行く、顧客動向把握システムですね。Amazon社の真の狙いは、

実はここにあるのかも知れませんね。ですから、このコンビニが全米に広く普及するのか

どうかは、判りませんけどね。

 

一方で、日本のレジロボットや業務ロボットによる省力化のコストの方は、どうでしょうか?

もしかすると、AI監視システムの開発費用よりは、遥かに安価に、業務用ロボットは開発

出来るかも知れません。また、ロボットの原価も、コンビニの数だけ導入出来れば、製造

コストの方も、下がって行くかも知れません。それでもやはり、ロボットは、高コストだと

思うのです。だってロボットは、レジ用ロボットとか、品出しロボット、トイレ掃除ロボット

等々、様々な業務ごとに、多くの種類のロボット(機械)が必要になるんですよね? 更には、

ロボット(機械)は、ハードウェアですから、製造するには、工場も必要ですし、製造コスト

がかかるのです。ハードウェアの製造コストは、ソフトウェアのコピーとは、訳が違うのです。

そして更に、それらの運用にかかるコストはと言うと、かなり劇的に違って来るハズなのです。

監視カメラが壊れたら、新しいカメラに取り替えれば良いだけなのですが、レジロボットが

壊れたら、修理をしなければならないハズです。部品も交換しなければなりませんから、結構

時間がかかりそうですよね? このような緊急事態を防ぐために、定期的なメンテナンス業務

なども、必要かも知れませんね。ですから、高コストになるのです。

その意味で、日本側の、業務ロボットによる解決策は、20世紀的、産業革命的?、なのです。

これに対し、Amazonによる解決策は、より21世紀的、IT革命的?である、と言えるでしょう。

 

この対比で思い出されるのは、1970年代に開発されて20世紀末まで、世界中で一世を風靡し、

若者の絶大な支持を受けて来た、SONYの音楽プレイヤー、「ウォークマン」についてなんです。

※ヘッドフォンで音楽を聞く、サルのCMがありましたよね? 覚えてますか? まあ今では、

スマホの方に、その音楽再生機能は、置き換わってしまっていますけどね、、、。

当時のメディアは、MDのウォークマンでしたね。21世紀に入った直後、Apple社に返り咲いた

スティーブジョブズは、高らかにiPodを提案し、あっという間に、SONYのMDウォークマンは、

世界中の市場で敗北してしまうことになります。そしてここから、世界のSONYの凋落が始まる

ことになる訳なんです。 ね?、何となく、似たような「臭い」を感じませんか?

 

無論、商品の普及とコストとの関係について以前、福祉機器がテーマの際のブログでも、お伝え

した通りなのですが、やはり、コストが下がらないと、世の中には普及しないんです。 

で、それに加え更に、「ハードからソフトへ」が、歴史の流れであろう、と思われるのです。

(次回へ)