眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもながら、このようなブログを
ご訪問頂きまして、スイマセンです、誠に有難うございます。
クラウドサービスとしてのAI診断システムの将来について、色々想像しており
ますが、そろそろ、この妄想も、終わりにしなければなりませんですね。
前回からの、オーダーメイド医療、医学研究ツールとしてのPaaSの普及は別と
しまして、日常の診療で広く活用される、スクリーニング用の既製AI診断アプリ(SaaS)の方は、従来通りに、ビジネスは、継続されて行くのでしょうか?
実はですね、そこも少々疑問なのですよ。
PaaS活用の敷居が低くなるにつれて、既製AI診断アプリ(SaaS)の方にも変化
が現れて来ます。モダリティ統合型のAI診断システムの方には、それほど影響は
ないかも知れませんが、単一疾患AI診断アプリなどは、医学研究用PaaSの普及に
よって、相対的にその価値が低下して行きます。
そうなって参りますと多分、その疾患の専門医学会や、関連製薬会社、関連医師会など
によって、無料でのAI診断アプリが、提供されるようになるかも、知れないんですよ。
実はこれ、過去にも前例があるのですわ。それはレセプトコンピュータの普及の頃でした。
大手レセコンメーカー各社が、その普及に努めていた訳なんですが、レセコンの必要性を
重視した日本医師会は、何と無料のレセコンソフトの配布に、踏み切ったのでありました。
まあ当時は、クリニックあたりには、まだコンピュータが、ほとんど普及しておらず、更には
無料配布品には、PCハード等は含まれず、ソフト部分だけの提供であり、設置作業や取り扱い
説明やメンテナンス対応などは無かったため、当初はあまり普及しませんでしたけどね。
それでも現在では、皆さんPCに慣れ親しんで来ましたので、コストにうるさいクリニックを
中心に、日医の医事会計ソフト「オルカ」は、ホントかなり普及していますよ。
無料のAI診断アプリは、有料のPaaS契約への誘導手段として、提供されるかも知れません。
これって、フリーミアムビジネス? そうなると、医学研究用のPaaSの方も、一部無料化
などが、出て来るかも知れませんね。(歴史は繰り返すのか?)
まあそれでも、SaaSでもPaaSでも、日本国内のベンダーが、クラウドサービスを提供して
いるうちは、まだ良いのです。問題は、海外ベンダーが、AI診断システムを提供して来た時
なのです。医学の世界は、ボーダーレスな世界です。医学の進歩に国境などはありません。
そしてまた、インターネットの世界も、ご承知の通り、やはりボーダーレスな世界なのです。
でも、これは非常に危険なにおいが、しますですよね?(次回へ)

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