眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもこのようなブログをご覧頂き、
誠に有難うございます。既に2月に入りまして、そろそろ今年の健診のシーズンが、
また始まろうとしておりますね。 眼底カメラ検査など、いかがでしょうか?
当世大流行のAI活用ではありますが、医療機器でもありますAI診断システムの販売
方法について、色々考察させて頂いております。前回のブログでは、医療機器の
代理店を通じての、クラウドサービスを活用した販売方法について、少し言及させて
頂きました。まあ、医療機器販売店と申しましても、色々あるのですわ、、。
で、最近流行りのクラウドサービスとは、皆さんご存知の通り、クラウド上にある
AI診断システムを、インターネットを通じて利用する、というやり方でありますから、
ユーザーは、ソフトも所有せず、Web環境だけあればすぐに始められますし、多分
利用費用もそれほど高くならないため、多くの医療施設で、あっという間に導入が進む
ものと思われますね。このようなクラウドサービスの形態を、SaaSと呼ぶようです。
この用語、覚えて置いて下さい。クラウドサービスの形態にも、実は色々あるのですよ。
具体的な運用方法としましては、ユーザーが、ネットからクラウド上のAI診断システムに
ログインして、診断して欲しい医療画像をアップロードするだけで、瞬時にAIによる診断
結果が通知される、というような流れでしょうかね? ユーザーは、すごく簡単ですわね。
但し最初の頃は、診断可能な画像に、制限がありまして、内視鏡画像での癌だけの診断とか、
眼底画像から糖尿病網膜症発見だけとか、単一疾患のAI診断システムでのスタートになるかも
知れませんね。まあそれでも初期の間だけは、充分に採算が取れるのかも知れませんけどね。
しかし、多くのクラウドAI診断事業者が参入して参りますと、単一疾患AI診断だけでの競合は、
採算的に難しい状況になって参りまして、診療科ごとの、複数疾患統合型のAI診断システムへの
流れが主流になって行くものと思われます。このシステムですと、大学病院や大規模病院向け
だけではなく、診療科ごとのクリニックなどへも、販売契約を結ぶことが出来ますよね。つまり、
総ての医療機関が、それぞれの標榜科に応じた、AI診断システムを活用するようになる訳です。
私の関心でもある眼底画像AI診断システムも当然、複数疾患統合型AI診断システムへの流れになる
と思われます。しかしですね、この眼底画像AI診断システムは、眼底写真から判る、様々な疾患の
診断に有用である、と言う点では統合型AI診断かも知れませんが、それじゃあこのシステムが、
内科用AI診断システムと呼べるか?と言いますと、それは無理な話しでありまして、内科での検査
診断は、眼底写真からのみ、ではない訳で、真の統合型AI診断システムとは、少なくとも複数以上
の検査機器(モダリティ)からの画像データを読み取って診断を下す、という方向に行かざるを
得ないであろう、と思われます。だって人間の内科医師は、みんな、そうしているのですからね。
例えば、眼底画像とレントゲン、CT、エコー等の、モダリティ統合型AI診断みたいな、ですね。
更には体温、血圧、血糖値などの各数値データも加えた、トータルの内科検査データ入力によって
ようやく、人間医師に匹敵する、真の内科用AI診断システムになって行くだろうと思われるのです。
多分、他の診療科用のAI診断システムも、統合するモダリティが変わるだけで、同様でしょうね。
とすれば、現在様々行われている、医用画像によるAI診断の試み・努力は、それがゴールではなく、
統合への、最初の出発点に過ぎない、ということになるのだと思われますね。(次回へ)

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