眼底検診を再度復活させる試みについて、

 健診用眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。いつもいつも、このブログをご覧頂き、

誠に有難うございます。話しは続いておりますのに、ブログタイトルは、またまた変わって

しまいましたですね。 前回までのブログの内容は、人間ドック以外の検診で、眼底検査が

激減してしまった、様々な諸事情(内情?原因?)について、お話しさせて頂きました。

 

で、私の立場は? と申しますと、長年に渡り、無散瞳眼底カメラの販売を続け、現在も、

そのレンタルを続けている身でありますから、当然のことに、公的検診において眼底検査

が、再びもっと広く、実施されるようになることが、私の願いであります。

任意健診である、人間ドックだけの眼底検査では、やはり不充分なのです。更に何故なら、

現在でも数多くの眼底カメラが、全国の内科施設にも導入されているから、なのです。

読影が出来ないからと言って、活用されないのは、実にもったいない話しである訳です。

 

そして、健診用の眼底カメラとして、世界最初に開発された日本製の無散瞳眼底カメラは、

世界中の国々で愛用されているのですが、先進国の中では、健診での眼底撮影の受診率は、

何と日本が一番低いのだそうです。どこの国でも、ほぼ総て、日本製の無散瞳眼底カメラ

(キヤノン、トプコン、興和、ニデック)が使用されているのに、ですよ! 

実に情けない状況なのです。だから、何とかしたいのです。

人間ドックだけじゃあダメなんです。もっと内科の先生に活用してもらわないとダメなんです。

そのためには、眼科疾患だけをターゲットとした眼底検査じゃあダメなんです。

 

何故欧米では、日本より数多く、健診で眼底検査が実施されているんですかねえ? どうやら、

循環器疾患に対する、新しい眼底診断分類法も、出て来ているから、のようなのです。

ならば日本でも同様に、古いScheie分類法に代わるような、新しい画期的眼底診断分類法が、

出来ないものでしょうかね?

まあでもそれには、その昔、新井先生たちが実施されたような、大規模な疫学調査等が必要です

よねえ。膨大な労力と費用が掛りますね。ではやはり現在は、そんなの無理なのですかねえ?

 

でも私は、そうとも言えないような気がするんです。そこでここから先は、私の素人考えになって

しまうのですが、例えば、最近流行りのAI技術を活用することによって、過去の膨大な健診眼底画像

データから、大規模な疫学調査を実施したのと同様な統計データが取れないものかなあ?、と思って

しまうのです。(素人の夢想みたいなものではありますが、、、。)

また、過去の膨大な眼底画像と症例データを、AIに機械学習させることによって、新たな眼底診断法を

導き出すなんてことは、出来ないのでしょうか? 更には、そのAIによる新たな眼底診断法によって、

緑内障や糖尿病網膜症等の眼科疾患だけではなく、循環器疾患や腎疾患も同時に鑑別出来るようになる、

なんてことも、出来ないものでしょうか?

 

更に、現在の推奨されている健診眼底写真の読影は、専門の眼科医に読影を依頼せよ、というもの

なのですが、専門の眼科医と申しましても、人間による読影ですからバラツキや見逃しもあります。

眼底画像の方は、とうの昔にデジタル化しているのですが、読影の方は、相も変わらずアナログ読影

なのです。コンピュータで、自動的に読影させることなんてこと、出来ないのでしょうかねえ?

その方が、よっぽど読影精度が上がって、客観的な読影結果が得られるように思われるのですが、、。

且つ、健診内科医は、読影してくれる眼科医を、あえて探さなくても良くなるのですが、、、。

これらが実現可能になると、健診における眼底撮影は、飛躍的に増大するものと思われます。

 

似たような取り組みは、既に放射線画像の読影分野等の様々な医療分野でも、既に色々、試みられて

いますよね? いつもニュースや新聞記事を賑わせていますよね。

ですから眼底写真読影診断の分野でも、AI技術の活用は可能ではないのか? と思ってしまうのです。

(次回へ)