内科等、人間ドック以外の検診での眼底検査の減少についてⅡ

 眼底カメラレンタルの、眼底メディカルでございます。いつも、このブログをお読み頂き、

誠に有難うございます。今回は、我々業者にとっては、少々危険な内容について、お話しを

させて頂いております。(※あくまでも、私個人の、勝手な見解ですので、、、。)

 

前回のブログから、2008年の特定健診(メタボ健診)の開始以降、急激に怪しい雲行きに

なってしまった、健診での眼底検査なのですが、何故このように激減してしまったのであり

ましょうか? 2012年9月には、健診での眼底検査の激減を受けて、日本眼科医会が、緊急

アピール記者会見をしたほどなのです。で、まずは、特定健診の側の問題から、、、。

 

2007年までの住民基本健診では、多くの自治体において、眼底検査は、かなりルーチンの

検査になっていたのですがねえ。そして更には、人間ドック健診においては、眼底検査はもち

ろんの事、眼圧検査までも、必須になって行ったのに、、、、であります。

一体どうしてなのでしょうか?

 

もちろん、激減の第一義的理由は、健診医である内科の先生が、特定健診において、眼底検査の

必要性を認めなかったので、激減した訳なのですが、では何故、内科の先生は、眼底検査の必要

性を、突然認めなくなったのでしょうか?(特定健診で眼底検査は、選択制になりましたので。)

あるいは何か、眼底検査数を削減させるような、力が働いたのでしょうか?

 

ひとつの原因として考えられるのは、特定健診において、眼底検査実施依頼への手順が、結構面倒

になったという側面は、確かにあると思われます。単に前年の基準値を超えているから、だけでは、

眼底検査の実施依頼は出せないんですよね。「基準値を超える全例に実施するのは適当ではない」

とまで、厚労省は言っているのです。眼底検査などやらなくても良い、というような表現なのです。

敢えて眼底検査をさせないように、誘導しているようにさえ、思われるのです。(私見です。)

更に、検査実施する場合には、どうして必要なのか、医師が理由を明示しなければならないのです。

でも、そもそも眼底検査って、スクリーニング検査なハズですよねえ?

 

この規定は、健診医である内科の先生にとっては、確かにハードルの高い、面倒な手続きになったで

あろうと思います。この厚労省による、眼底検査の実施規制によって、眼底検査は、大きく減少した

のだと思います。やはりこれは、国による、総医療費抑制政策のひとつであったのですね。

 

ただ、本当の減少の原因は、これだけではないと思うのです。表の理由の他に、裏の理由(事情)も、

実は色々あると、思うのでありますです。(次回へ。)