一周年を迎えた眼底メディカルです。暑中お見舞い申し上げます。また、いつもブログをご覧頂き、誠に有難うございます。
ここのところ、興和さん、キャノンさん、ニデックさんとお話しして参りましたので、ここはやはり、トプコンさんについても、
少しお話ししなければと、思います。
トプコン社眼科製品の販売会社は、トプコンメディカルジャパン(株)と申しまして、現在は、親会社が(株)トプコンです。
トプコンメディカルジャパンという社名が非常に長いので、社員の方々は自社のことを、TMJと略して呼ばれておりますね。
が、私がこの仕事に入った1980年代はまだ、東京光学(株)という会社名で、トプコンはブランドネームだったと思います。
でも、東京光学製品の内、医療機販売会社の方は、もう既に、トプコンメディカルジャパンさんでしたよ。
(※1枚目写真ですが、当時は35mmカメラも作っていたのですねえ。)
また、当時お付き合いしていたのは、もっぱら、トプコンメディカルジャパンさんの方でしたが、当時のトプコンメディカル
ジャパンさんは、まだ、東京光学さんの子会社ではありませんでした。つまり、東京光学製品の販売代理店のひとつだったの
であります。(もっと言えば、東京光学とは別会社、もちろん最大の代理店ではありましたけど、、、。)
ですから実は、全国的には、いくつかの東京光学製品の販売代理店が存在しておりまして、トプコンメディカルジャパンさんが、
唯一の代理店という訳ではありませんでした。で、東京光学製品を購入しようとすると、現在とは違って、他の代理店さんを
通じて、同じ商品を入手することも可能だったのでした。(ややこしいですね。)
そう言えば当時は、トプコンメディカルさんとよく似た名前で、トーコンメディカルさんという眼科機器販売会社もありまして、
結構紛らわしかった記憶があります。文京区本郷には、眼科医療機器の会社も、いっぱいあったのですよ。
この頃既に、東京光学では、散瞳型の眼底カメラは販売されていましたが、この頃のメイン商品は、眼鏡関係製品が中心でした。
当時良く売れていた製品が、少し前に発売されていた、写真2枚目の、半オートタイプのレフラクトメーター(屈折計)RM-100
でした。TVモニターでの合焦式で、当時としては、かなり画期的製品だった訳ですが、前回ニデックさんの回でもお話しさせて
頂いたように、良く売れていたため逆に、全自動式のオートレフラクトメーターが出現した際に、その国産開発に、やや乗り遅れ
てしまった感がありましたね。
80年代末に、東京光学機械(株)は、(株)トプコンへと、社名変更をします。ようやく、製品名と会社名が一致し、新しい
眼底カメラと画像ファイリングシステム等が発売されるようになります。以前の、画像ファイリングシステムの歴史の中で、
色々ご紹介させて頂きましたですね。
そしてその数年後の1993年に、トプコンメディカルジャパンさんは、トプコン社の完全子会社になり、前のオーナーさんの
ビルを離れて、近所の新しいビルに移って営業することになります。(現在は、トプコン本社内にいらっしゃいますけどね。)
その後のトプコンさんにとって画期的出来事は、やはり2006年の、世界最初のフーリエドメイン方式のOCT装置の発売である
と思います。(3枚目の写真)以前のブログでも、OCTのことは、何回かご紹介させて頂きました。将来的には、健診分野に
於いても、眼底カメラに取って代わる可能性を秘めている、光断層撮影検査装置です。
元々OCT装置は、90年代後半にドイツのカールツァイス社で開発されたのですが、その方式はタイムドメイン方式で、スキャン
速度も遅く、結果、解像度も低いものでした。それを現在のOCT装置の標準方式になったフーリエドメイン方式で最初に開発
したのが、トプコンさんだったのです。この方式の採用により、測定時間も短くなり、断層画像の解像度も向上し、現在では、
眼科検査機の必需品にまでなっています。更にトプコンさんは、OCT装置に、眼底カメラとの融合という、新しいコンセプトを、
付け加えました。最初、眼底カメラ機能付のOCT装置は、トプコンさんだけだったのですが、現在では、他社からも発売される
ようになって来ています。トプコンさんの考え方が、広く認められた結果なのでしょうね。
一方で、トプコンさんの考えが受け入れられていないのは、他社は皆、スペクトラルドメイン方式と言っているのに、トプコン
さんだけが、フーリエドメイン方式と言っている点などですね。だって、まったく同じ方式ですよね?(SD-OCT)
と同様に、他社は皆さん、オートレフ・ケラトメーターと言っているのに、トプコンさんだけが、オートケラト・レフラクト
メーターって言うの、もうそろそろ止めません? ホント、言いにくくって、しょうがないもんで、、、、。




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