ライバル会社・製品のこと。

 健診用眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。 お暑い中、いつもブログをご覧頂き、誠に有難うございます。

 

前回までのブログと、タイトルが、がらりと変わりました。前回まで、トプコンのIMAGEnetという、眼底カメラ用に開発された

画像ファイリングシステムの歴史経緯について、延々とお話しさせて頂いて、最後にちらっと、現在のライバルは、ニデック社の

NAVISという眼科電子カルテシステムです、という話しを付け加えた訳です。別に、眼底メディカルは、どこの会社からも、お金を

頂戴してコマーシャルをしている訳ではありませんので、ライバル各社の情報・評価も含めて、私自身の考えをズバリと書いて行く

べきであろう、と思い立ちまして、今回のブログのタイトルを付けた次第であります。と言う訳で、今回は、眼底カメラについて、

お話しさせて頂きます。(少々、各社のクレーム?が怖いのですが、、、。)

 

で、写真の1枚目は、ウチのレンタル機でもあります、トプコンの無散瞳眼底カメラTRC-NW400です。(いつもご紹介させて

頂いております。)この機種のライバル機になりますのが、あとの2枚の写真の無散瞳眼底カメラです。キャノンさんとニデック

さんですね。実はもう1社、興和さんも、無散瞳眼底カメラは、販売されているのですが、オート撮影機能の無い機種ですので、

同列には考えられないと思いまして、上記3社を選定させて頂きました。

 

それで2枚目の写真の機種は、キャノンさんの無散瞳眼底カメラCR-2  AFです。ようやく発売された、フルオート機能眼底カメラ

ですが、フルオート撮影機能については、実はトプコンさんの方が先行していたんですよね。ですから、キャノンさんは大急ぎで、

CR-2から始まり、CR-2 PLUS ⇒CR-2 PULUS AF ⇒CR-2 AFと、矢継ぎ早に、改良型新機種を発表して来たのでした。

でもこれが逆に、ユーザーさんやディーラー(業者)さんの混乱を招いてしまいまして、販売が伸び悩むことになってしまいます。

元々キャノンさんは、健診用眼底カメラ業界ではトップブランドですし、定価自体は、キャノンさんの方が、NW400より少し安い

んですけどねえ。(CR-2 AF) 長年に渡り、キャノンの眼底カメラを販売して来た身としては、現状、残念でなりません。

私は、キャノンさんの敗因は、機能面での完成の遅れが原因ではなく、健診用眼底カメラで、PC部分を本体の外に出したことが、

むしろ本当の原因ではないか?と、実は思っておりますですが、、、。(失礼をお許し下さい。)

 

ちなみにキャノンさんって、本当は、キヤノンと書かねばならないって知っていましたか? でも、キヤノンと書いて、キャノン

と読む、というのも面倒なので、私はキャノンと書いております。(こちらの方も、スイマセン、お許し下さい。)

   

それで、3枚目の写真は、ニデックさんの無散瞳眼底カメラAFC-330 です。実は、オート撮影の眼底カメラって、ニデックさん

が、何と本当は一番最初だったんです。今から10年も前のことですが、初めて見た時は、本当にびっくりしたものでした。他の

眼底各社は、皆マニュアル撮影の時代ですからねえ。(※最初のオート機は、AFC-210、230、という機種でした。)

それまでは、ニデックさんには、眼底カメラはありませんでしたから、いきなりのオート撮影機登場で、発売当時は、眼底カメラの

業界勢力地図が塗り替わるかも?と、思われたものでした。しかし実際には、そうはなりませんでした。ニデックさんの元々の主戦

場であった眼科施設には、そこそこの納入が出来たのですが、肝心の健診施設への納入は、なかなかうまく行きませんでした。

 

やはり、「健診分野は、業界が違っていたから、」だったのでした。

キャノンさんは、健診市場に対して、大阪の西本産業(その後のエルク)さん等の独自の全国代理店網を持っていました。また、

トプコンさんは同様に、フクダ電子さんという、健診市場向けの代理店網がありました。ニデックさんには、眼科向けの代理店網

はありましたが、健診市場向け代理店が無かったんですね。それでニデックさんはその後、日本光電さんと組むことになります。

 

ニデックさんやトプコンさんが、眼底カメラ分野のオート撮影機能で先行することが出来た理由は、OCT装置(光干渉断層計)

の開発技術と、深い関わりがあったからです。眼科用OCT装置を完成させるためには、オートアライメントやオートフォーカスの

技術の確立が、どうしても必要だったからです。逆に述べると、このOCT装置の撮影技術が出来たからこそ、フルオートの眼底

カメラが完成した、とも言えるのではないか、と思います。

   

と言う訳で、上記、現在の無散瞳眼底カメラ3機種ですが、機能的にはほぼ同等であるハズなのですが、色々述べた理由により、

明暗の分かれた現状になっている訳で、私がレンタル機に、トプコンを選定した理由でもあるのです。

  

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コメント: 1
  • #1

    サイボー人 (火曜日, 30 1月 2018 10:51)

    健診機関である自施設(移動健診主体)では、現在まで使用しているキャノン眼底カメラDG10の後継機を
    検討中です。健診用に向き不向きの意見は全く同感です。3社の比較は大変参考になりました。
    ありがとうございました。