眼底カメラの、あまり使われていない機能についてⅤ

 眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。商売の方は、なかなかうまく行きませんが、このブログ

の方は、順調に続けさせて頂いております。ご愛読、誠に有難うございます。

  

 ここ最近の眼底カメラは、どこもフルオート撮影機が主流になって来ておりまして、通常の撮影操作自体は、

非常に簡単になっております。以前なら、これはオートじゃあ無理だろうと思われる様な眼でも、技術革新に

より、今では簡単にオート撮影が可能になって来ています。日常的な健診撮影でしたら、ほとんどオートで

可能という状況であろうと思われます。とは言っても、患者さん全員が、オートで撮影が可能、というほど、

眼底撮影は甘くはありません。どうしても、オートでは撮影出来ない患者さんが出て来てしまいます。

例えば、固視不良や眼振のある患者さんの場合は、オート撮影は難しくなります。そんな時、昔取った杵柄で、

マニュアル操作撮影を試みたくなります。「マニュアル撮影の方が、もっときれいに撮れるのではないか?」と、

つい考えてしまうのですねえ。

  

ところが、オート撮影に慣れてしまっておりますもので、「あれ? どうすればマニュアル撮影になるんだっけ?」

「マニュアル操作への切り替えボタンは、どこだ?」という状況に陥ってしまいます。

3枚目写真のような、マニュアル操作画面にさえ、なってしまえば、こっちのものなんですけどねえ。普段は使って

いないものですから、切り替え方法を、つい忘れてしまうんですよね。

例えば、ウチの眼底カメラですと、撮影に失敗した時などは、カメラの方から、「マニュアルにしますか?」などと、

聞いて来てくれますけどねえ。 じゃあ何ですか? 最初に一度、撮影を失敗しなけりゃ、いけないんですかねえ?

 

冗談みたいですが、フルオート撮影が主流になりますと、どうしても、このような事態が起こってしまうようです。

つまり、今回の、あまり使われていない機能のテーマは、マニュアル(手動)撮影の操作画面です。

ウチの眼底カメラの場合では、2枚目写真の眼底撮影の初期画面で、「キャプチャー開始」ボタンを押して頂いて、

アライメント途中に、「マニュアルモード」ボタンや、フォーカス途中に、「キャプチャー停止」ボタンを押して頂くと、

マニュアル操作画面に移行することが出来ます。要は、オート撮影を途中でやめる、という操作ですね。

コレ、覚えておいて下さい。「マニュアル画面にするには、オート撮影を、途中でやめる。」です。

 

で、3枚目写真の、マニュアル操作画面にはなるのですが、マニュアル操作で、きれいな眼底写真が撮れる、という

保証はありませんので、念のため。 

どうしても皆さん、昔の眼底カメラの操作印象が残っているものですから、オート撮影は、信用されていないのですね。

しかし、全ての眼底操作を、マニュアルのタッチパネル操作で行うのも、かなり難しいことなのです。

むしろ、オート機能を信じて頂いて(オートアライメント、オートフォーカスで)、最後のシャッターボタンだけ

マニュアル押しで、という操作の方が、実際には、きれいに撮れるかも知れませんですよ。この操作でしたら、予め

設定しておくことも、出来ますです。(更に次回へ。)