健診用眼底カメラのレンタルを、何とか続けております眼底メディカルです。いつもこのようなブログをご覧頂き、
誠に有難うございます。また、レンタルのご注文の方も、本当にお待ち申し上げております。
前回のこのブログが、判りずらい、ということで、修正して再掲示させて頂きます。
眼底撮影の際には、カメラを覗き込んで頂いて、内部の固視灯(光)を注視して頂くのですが、昔の眼底カメラでは、
この内部固視灯が、点だったものですから、よく見えないと言われる患者さんも、結構多くいらっしゃいました。
「この緑の点滅を見て下さい。」「え?、見えませんけど、、。」というような会話になります。まあ見えない理由
は、色々ありまして、あご台の高さが正しくない位置だったり、おでこが離れていたり、色弱の患者さんであったり
しても、固視灯が見えない、と言われることが多々ありましたが、今では固視灯が×印で大きくなり、患者さんは、
かなり見え易くなっていると思います。 ※固視灯の表示形状は、×印だけではなく、昔の点光も選べますけど、、。
(2枚目の写真、マニュアル撮影操作画面にしてから、×印形状は、変更して頂けます。)
で、この内部固視灯の表示位置ですが、眼底写真を撮った時に、視神経乳頭部(白丸部)と、黄斑部(黒っぽい部分)
が、両方とも写る位置に、あらかじめ設定されています。つまり多くの患者さんでは、内部固視灯を正しく注視出来
れば、視神経乳頭部と黄斑部がきれいに入った、標準的眼底写真が、ちゃんと撮れるようになっています。
※3枚目の3連眼底写真の、真ん中の眼底写真、Cの位置ですね。
ところが、稀に、本人は固視灯が、ちゃんと見えているのに、視神経乳頭部が欠けた写真になってしまう患者さんが
いらっしゃいます。斜視や斜位の患者さんに多いですかね。で、このような場合は、オート撮影から、マニュアル撮影
画面に変更して頂いて、内部固視灯の位置をずらしながら眼を誘導して、視神経乳頭部と黄斑部が、両方とも入って写る
位置を、眼底観察画面で探しながら、シャッターを切る形になります。(2枚目の操作画面、ちょいと面倒です。)
でもこのような患者さんの場合、正常位置での固視自体が大変なのですから、固視灯が見える位置から固視を続けて貰い
ながらの誘導は、更に大変になります。そのような誘導が困難な場合、ちょっとお試し頂きたいのが、次のボタンです。
1枚目の写真、ウチの眼底カメラの、電源を入れた時の初期画面ですね、この操作画面をご参照下さい。
画面下部に「OD(R)」、「OU(R/L)」、「OS(L)」つまり右眼、両眼、左眼の、選択ボタンがありますが、
それらボタンの右隣りに、「内部固視灯の位置変更ボタン」があります。通常は、C(眼底中心)が選択されている
ハズです。(Cは、標準的眼底写真の位置です。)ボタンを押し続けて頂きますと、D(視神経乳頭中心)、
M(黄斑部中心)、T(耳側)と、内部固視灯の位置が、予めの位置に、瞬時に変更されて行きます。
※3枚目の写真、3種の眼底写真の、D:視神経乳頭と、M:黄斑部の位置をご注目下さい。
これらの内部固視灯の位置で、見える位置がありましたら、撮影してみて下さい。マニュアル操作画面にしなくとも、
オート撮影で、視神経乳頭まで写って来る場合がありますです。
まあ、このボタンの本来の使い方は、ドクターから「乳頭中心で撮影して、」「黄斑中心で撮影して、」等のオーダー
があって、初めてボタンを選択するのが本来なのですが、上記のようなイレギュラーな使用も可能、ということです。
滅多に使う機会は、ないと思われますが、事態が発生した場合には、お試し下さいませ。
(次回へ続く)




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