健診用視力計の、あまり使われていない機能について、Ⅱ

 健診用視力計レンタルの、眼底メディカルです? いつもこのブログをご覧頂き、誠に恐縮であります。

このブログから、レンタルのご注文など頂けますと、本当は、非常に嬉しいのですが、、、。

 

 今回は、健診用視力計「スクリーノスコープ」で、普段はあまり使用されていない検査機能について、

ご説明し、そのご活用を、お勧めしております。

多くの施設では、右眼 ⇒左眼 ⇒両眼の視力検査をして、検査終了のようですので、ハンドル3の

両眼視力検査で、終了しているハズですが、3番の視標チャートには、下方に、黒い四角形や、あしかが、

並んでいる図が見えます。(写真図の2番目と3番目ですが、E視標とC視標の違いです。)

この検査は、立体視の検査なのですが、実施されている施設は少ないようです。

あるのに使わないのは、ちと、もったいないと思いますね。でもまあ、立体視の検査といいますと、

小児の検査だと思われがちなのですが、少し違います。大人の健診でも、必要になる場面があるのですね。

それは、車両の大型免許や、2種免許を取得しようとする時なのですが、立体視検査が必須になっているのです。

免許取得の際の検査の名称が、「深視力検査」となっているので、つい違う検査か?と誤解しがちなのですが、

実は同様の検査なんです。どちらも、両眼視機能(前後距離感)を見る検査なのです。

大型免許や2種免許を取得しようとする方は、結構多数いらっしゃいますから、あらかじめ健診の現場でも、

事前にチェックが出来ていれば、実際の検査にも、安心して臨めると思いますよ。

あくまでもスクリーニング検査ですから。

まあ実際の運転免許センターの検査は、3本の棒が、前後に動いて、どの棒が一番奥に見えるか?、

というような検査方法なのですが、要は両眼視の機能検査、つまり立体視の検査と同じことなのです。

で、この検査が、かなり大変な検査であれば、お勧めはしないのですが、ホント簡単な検査なんですよね。

「どの黒四角(あしか)が、一番手前に見えるか、また、どの黒四角(あしか)が、一番奥に見えるかを、

番号で答えてもらう。」だけなんです。

本来の検査は、見える奥行きに順番を付けて貰うんですが、立体視異常をチェックするだけなら、一番手前

一番奥だけでも充分じゃあないかと、私は思っております。異常があれば、眼科受診をお勧めするだけです。

ただ、簡単な検査なんですが、ちょいとコツがありまして、いきなりハンドル3の視標チャートの下方を見させても、

すぐには黒四角が浮き上がって見えては来ないんですよね。患者さんの方で、この検査の意味を正しく理解することで、

初めて黒四角が、浮き上がって見ることが出来るようになるのです。

そのコツというのは、スクリーノスコープを購入した際に、付属品で付いて来ている、黒い積み木のような、

説明具(写真4番目の図)があるのですが、これを患者さんに、事前に見せることなんです。

これを見せることで、患者さんは、両眼立体視が、し易くなるのです。是非お試し下さい。

 

でも、あの説明具、だいたいどこかに、紛失しちゃっているんですよねえ、、。困ったものです、、、。

(次回へ続く。)

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コメント: 2
  • #1

    舩田美穂 (木曜日, 28 11月 2019 11:14)

    健診で立体視を行う場合、フライテスト(特殊なメガネをかけハエの羽をつかむ)を行っております。
    このフライテストは視力計の立体視に変更して行うことが出来るでしょうか?
    ご指導いただきますよお願いいたします。
    埼玉県健康づくり事業団 事業部健診課 0493-81-6064 [email protected]

  • #2

    元眼底メディカル;奈良 (火曜日, 03 12月 2019 17:28)

    コメントを拝見しました。以前の過去ブログをご覧頂き、有難うございます。
    で、健診の立体視検査で、ステレオフライテストを実施されているとのこと、スクリーニング検査としては、
    手間の問題で結構大変ではありませんかね?両眼視検査としての立体視検査の中では、フライテストは、眼科
    での精密検査でも使用されますので、被検者が少ない場合は、有効だと思われます。スクリーノスコープでの
    立体視検査は、ひとり1分程度で検査を行えますので、大量の被検者をさばく際に有効になります。