健診用視力計の、あまり使われていない機能について。

 ブログの表示形式を、またまた前回形式に戻しました眼底メディカルです。このパターンの方が安心ですかね? 

視標図例も必要だと判断したものですから、何度も変更、お許し下さいませ。 

今回は、久々の視力計のテーマであります。

 

健康診断での視力検査は、右眼視力 ⇒左眼視力 ⇒両眼視力で終了が、ほとんどのパターンだと思います。

まあ患者さんの方も、運転免許の更新が大丈夫か?ぐらいの関心ですので、このような検査で充分なのでしょうね。

でも、多くの施設で、左写真のスクリーノスコープが使用されておりまして、上記視力検査だけで検査を終えるのは、

少しもったいない気がするのです。

だって、スクリーノスコープには、使われていない検査機能が、他にも色々とあるんですよ。

通常の検査に少し追加するだけで、他施設ではやっていない、特別な検査を、患者さんにアピールすることが出来ますよ。

今回は、そんなお話しを。

 

例えば右写真、ハンドル1の右眼視力と、ハンドル2の左眼視力の視標チャートの下方にある放射状線の乱視チェックは、

活用されていますでしょうか? 乱視チェックを活用されると、眼が見えにくいと訴える患者さんから感謝される場合も

あるのです。本人が、乱視の存在に気づいていない場合もあるのです。でも、見えにくいと、、、。

 

「放射状線は、均一に見えますか? どの線か、濃く、太く見える線はありませんか?」とお聞きして、

太く見える線がある場合は、その濃く見える線の番号をお聞きして記入するだけで完了です。簡単ですよね?

これで、左右眼それぞれの、乱視の疑いを、チェックすることが出来ます。患者さんは、眼が見えにくいことは判って

いても、乱視を認識していない場合も多いので、乱視の疑い指摘してあげられれば、びっくりされることも多いのです。

眼科の受診を勧めて、乱視の精密検査をして貰い、正しい乱視用メガネを作れば、劇的に良く見えるようになりますよ。

乱視は、主に角膜のゆがみ(しわ)が原因ですので、ゆがんでいる位置の線は、濃く見えるのです。

※逆に、90度反対側は、薄く見えます。

ですから、「放射線は、均一に見えますか? それとも太く濃く見える線があったりしませんか?」と、お聞きするのです。

右眼と左眼の視力検査の合間に追加検査可能ですので、実施されていない施設は、是非ともこの乱視検査を、追加される

ことをお勧めします。

(次回へ続く)