眼底カメラレンタルの眼底メディカルです。このような面白くもないブログをご覧頂き、
本当に有難うございます。何故か、白内障手術のお話しを続けておりますが、もう今回で
最後です。ご辛抱頂き、有難うございました。
前回は、格安の費用で、白内障・眼内レンズ手術が出来る、Dr.シムコの手術器具について
お話しさせて頂きました。
このシムコ氏I/A針を作った米国Storz社は、残念ながら、今はもうありません、、。
米国Storz社は、白内障眼内レンズ手術の普及に、大きな足跡を残した企業だと思うの
ですが、上の手術器具類の他に、もうひとつ、Aモード眼軸長測定装置という装置でも、
白内障・眼内レンズ手術の発展に、先駆的役割を果たしました。
右写真の装置は、この当時Storz社から発売された、アルファ20/20という、Aモードの
眼軸長測定装置です。どういう機械か?というと、超音波の原理で眼の長さを測定して、
その測定数値から、移植すべき眼内レンズの度数を算出するための装置でした。現在でも
同じ原理の装置は、広く使用されています。その初代のマシンが、この装置でした。
眼内レンズの度数(パワー)計算のため、当時最新のSRK計算式が内蔵されたコンピュータ
技術を活用したマシンでした。最大の特徴は、しゃべる点でしたね。(但し英語で)当時は
この装置も良く売れまして、私の印象では、当時眼内レンズ手術を始めたほとんどの施設で、このマシンが導入されていたと思います。(1980年代後半のお話しです。)
当時は複数の会社で、米国Storz社製品を販売していたのですが、ウチだけでも100台
以上販売させて頂きました。当時の金額は、一式250万円ぐらいでした。(高い?)
今までずっと、このブログをご覧頂いた皆さんは、既にお気づきだと思いますが、現在まで続く眼科機器、
特にコンピュータ技術を応用した眼科機器は、ほぼ総て、1980年代に出現したのであります。
今回の機器だけではありません。レフケラもノンコンも、ハンフリーもレーザーもフェイコもBモード機も、
装置と名のつくほとんどの眼科マシンは、ほとんど全て80年代に出現しています。
逆に言うと、私が眼科機器業界に入った1980年代初めには、眼科外来には、スリットランプ以外に、さして
器械らしい器械なんて、何も無かったのです。そして現在、眼科には、電子機器があふれかえっておりますね。
で、それら眼科電子機器開発の最初の一歩が、私は、眼底カメラであったのだと思っております。

コメントをお書きください