眼底撮影で判る、白内障?

 健診用眼底カメラの無償レンタルを、まだ続けております眼底メディカルです。

いつも、このようなブログをご覧頂き、誠に申し訳ございませんです。

 

眼底カメラ検査で判るのは、糖尿病網膜症だけじゃあないですよ! ということで、

緑内障や、高血圧症のお話しをさせて頂いておりました。で、今回は、眼底撮影で、

見つけようとしている訳じゃあないのに、偶然見つかってしまう病気の代表である、

白内障のお話しを、、、、

 

まあ皆さん、よくご存知の眼の病気だと思います。何故なら、皆さんのお祖父さんや 祖母さんが、この病気になって、手術を受けたという話しを、ほぼ必ずどこかで、

聞かれていると思うからです。加齢によって、眼の水晶体が変質し、濁って来る病気ですよね。

程度の差こそあれ、ほぼ全員が発症すると言われております。ですから昔は、失明原因No.1でした。

 

で、その白内障が、何で健診の眼底撮影で見つかるのか? と申しますと、眼底写真が全体に白く、

ぼやけたように写って来るからです。技師さんは、ちゃんと操作しているのに、です。今の眼底カメラは

すごいですよ、オートフォーカスですから。ちょいと以前の眼底カメラでも、スプリット線を一直線に

合わせる合焦点操作を、必ずしますから、ピントがぼやけるなんてことは、ほとんど無いんです。

それが、写真の全体が白くぼやけるものですから、白内障の発症を疑う訳です。50~60歳代の患者

さんの健診で、よく現れますが、本人は白内障なんて、まずまったく、気づいておりませんです。

眼底カメラは、水晶体を通して眼底を撮影しますから、水晶体部が濁って来ますと、フラッシュ光が、

網膜の手前の水晶体内で乱反射しまして、全体的に白くぼやけた写真になってしまう訳です。

で先生から、白内障の疑いで、眼科受診を勧められますが、眼底写真は全体的に白くぼやけていますから、

実は眼底検査は、行われていません。ですから、網膜症や緑内障が、もしあっても、判らない可能性が

ありますので、注意が必要です。その白内障は、あくまでも、偶然発見されただけなのですから。

 

その白内障ですが、昔は、「とうとう来たか、」「大変だ!」 という反応でしたが、現在では「ああ、

そうですかぁ、、」ぐらいの、軽い反応になって来ていると思われます。

人々の認識として、大変な病気だという意識が、今はほとんど無くなって来ているからなのでしょうね。

今や、白内障で失明することは、ほとんどありませんので。(逆に、術前より良く見えたりして、、、。)

多分、白内障の手術って言われても、虫歯を抜くぐらいの感じで思われているんじゃあないでしょうかね? 

実は、医療関係者としては、その感覚、本当はちょっと怖いです。

そのあたりに付きましては、次回で。