もし、眼底カメラのレンタルに、もっと需要があったならば、、、

 健診用眼底カメラと視力計レンタルの眼底メディカルです。いつもこのブログをご覧頂き、

誠に恐縮であります。早いもので、本年7月から始めたこのブログも、本年最後のブログ更新時期と、相成りました。

現実は、厳しい状況の眼底カメラレンタルなのですが、今回は、もしも眼底カメラのレンタルの需要が、もっとたくさんあったならば、という創業当初の夢だった部分について、あえて書かせて頂ければ、と思います。お許し下さい。

(タラレバの話しなんですけどね。年末ですから、はかない夢を記録して置きたいのです。)

 

 現在の眼底撮影は、多くが、自由診療(自由料金)での、人間ドックでの健診撮影が中心ですが、診療点数が低いため、残念ながら、一般の内科クリニックで眼底カメラが活用されるまでには、至っておりませんでした。そこで、レンタルという新しい活用形態を考えてみた訳です。

もしも内科での眼底撮影に、もっと需要があって、眼底カメラの短期レンタルが増加したとしますと、

一般の内科クリニックに定期的に通院する、長期糖尿病患者さんに対する眼底撮影が、可能になります。

患者さん達は、毎月1回、糖尿病手帳に記載されている、体重、食後血糖値、ヘモグロビンA1c値、血圧、

などを測定し、糖尿病のお薬を貰うために、かかりつけの内科クリニックを、欠かさずに受診します。

多数の長期糖尿病患者を抱えるクリニック院長は、無散瞳眼底カメラが、短期レンタルで借りることが

出来ることを知り、年に1度の眼底検診の実施を考え、1ヶ月間レンタルで眼底検診を行うことにします。

(という流れが、当初の夢・筋書きでした。)

 

そして、かかりつけ糖尿病内科クリニックでの、眼底カメラのレンタルでの定期撮影が普及して来ますと、

まだ自覚症状の無い、単純網膜症が、数多く発見出来るようになりまして、眼科への紹介が増えて参ります。

しかし患者さんは、網膜症の自覚症状は、まだ全くありませんので、無視してしまう可能性も高いのですが、

眼底写真を撮っていれば、PCモニター画像で、患者さんの眼底写真を見せながら、点状出血や白斑を明示する

ことが出来ますので、眼科受診への説得が、し易くなります。

また患者さんの方も、元々毎月定期的に、内科クリニックに通って来ている長期糖尿病患者さんですので、

合併症への理解度は、健常者の方よりも、高いと思われるのです。

そうすると、毎月ごとの血糖値とヘモグロビンA1cの値の確認に加えて、年1回の眼底写真の撮影確認は、

患者さんにとっても新鮮で、更に、自身の糖尿病ケアへの理解が深まると思われるのです。

眼科医にとっても、網膜硝子体手術などと手遅れにならず、レーザー光凝固で進行を食い止めることが出来る

ようになりますし、どちらにせよ紹介患者さんは、内科クリニックにお返しする訳ですから、眼底撮影を介した

眼科・内科の連携は、長期継続・強化されて行くことになります。

そして医療機器業界においても、ドック健診施設は、機器購入だが、内科クリニックは短期レンタルで、という

認識が定着し、糖尿病網膜症における医療費も抑制されます。更には、国が推奨するシェアリングエコノミー

の考え方も、医療の業界にも定着するようになるのです。

と、このような未来を、私は、夢想していた訳なのでありました。

      

今年もお世話になりました。 皆さま、よいお年をお迎え下さいませ。