眼底カメラ撮影とコンタクトレンズ

 健診用眼底カメラの無償レンタルを始めております眼底メディカルです。いつもこのブログ

ご覧頂き、誠に恐縮であります。

 

内科クリニック等で健診の際、時々問題になりますのが、患者さんのコンタクトレンズ装着

問題です。大規模な健診センターなどでは、きちんとルール決めがなされているようですが、さほど健診者数の多くないクリニック等の場合で、コンタクトを装着したままの患者さんが突然現れますと、どうしよう!と、スタッフの皆さんは、どぎまぎしてしまいますね。

そんな裏話を、、、。

 

昔は、眼底撮影の場合、コンタクトレンズは、必ず外してもらいました。そのために、レンズ

ケースは持参してもらっていました。今でも厳密な施設では、そうしていらっしゃいますね。

理由は、コンタクトを装着したままだと、レンズの分だけ角膜が厚くなるため、眼底写真に、

フレアーが出やすくなるからです。フレアーというのは、眼底写真の周辺が、リング状に白く

ぼやける現象で、照明アライメント(位置合わせ)が合っていないと出現します。言わば乱反射

ですね。コンタクトを装着していなくても出るのですが、コンタクトの装着で角膜の厚みが増すと、

フレアーの出現頻度が増えるから、という理由でした。

しかし最近では、コンタクトをしたままでも撮影は可能、という健診施設が増えているようです。

眼底カメラの性能が向上して来ているのと、昔の分厚いハードコンタクトが減少し、薄いソフト

コンタクトが主流になり、うまくアライメント出来れば、フレアーが出にくくなっているからです。

ただ、コンタクト装着を認めるようになった本当の理由は、使い捨てコンタクトが普及して来て、

患者さんが自由にコンタクトを外せなくなった?、からだと思いますね。(1枚分補償が必要?)

患者さんから、再装着はダメと、文句言われますからねえ。

でも本当は、そんなこと無いんですよ。使い捨てコンタクトと言っても、ソフトコンタクトですから、

再装着は可能なのです。百均のレンズケース(軟膏容器)と生理食塩水、卓上鏡があるといいですね。

でも、レンズを外すのが苦手な患者さんからは、かなり抵抗されそうですけど、、、。

まあ、眼底撮影は何とか可能なのですから、写真がきれいに撮れるのであれば、今では、どちらでも

よろしいのでしょう。

 

ただし、眼底撮影と同時に、眼圧測定も実施される施設は、やはり外さないとダメです。一部の施設で、

コンタクトを装着したままで、眼圧(非接触眼圧)測定をされているようですが、これはやはり、まずい

と思います。だって数値測定ですから、、。ソフトコンタクトだと、眼圧計で測定出来ちゃうんですよね。

昔のハードコンタクトでしたら、測定値は出ませんでしたけれど、、、。

ソフトコンタクトだと、測定出来て、それも少し高めに出るんですよね。(※角膜が厚くなるから。)

健診での眼圧値には、20mmHg以上とか、しきい値があるハズです。ですから、コンタクト装着では、

眼圧測定はダメなのです。

 

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コメント: 1
  • #1

    まゆみ (火曜日, 11 9月 2018 10:54)

    患者さんの目には影響ないのでしょうか?