眼底カメラの無償レンタルを始めました眼底メディカルです。あまり
面白くもないブログをご覧頂き、誠に有難うございます。
前回は、眼科専用の散瞳型眼底カメラが、「OCTと呼ばれる、得体の
知れない新しい診断機に、滅ぼされようとしている?」というお話し
を、しました。このOCT装置とは、いかなる機械なのでしょうか?
また、何故、眼底メディカルのブログで、OCTの話しが、されなけれ
ば、ならないのでしょうか? 関係あるのでしょうか?
OCTは、20数年前に、ドイツのカールツァイス社より、世界で最初に
発売されました。一般名称は、光干渉断層計と言いまして、平たく申し
ますと、眼科用のCTスキャナーです。つまりOCTとは、眼球用の断層
撮影装置なのです。
写真の液晶モニターの右上に、白黒の眼底画像が写っていて、下段に、断層画像が、
カラー表示されていますね。初めて、眼球の断層画像が描出された、ということで、
とにかく、画期的な機械でした。当時でも1500万円以上もする装置だったのですが、
多くの大学病院等で、先を争って導入されました。
このOCT装置の出現により、今まで2次元画像表示であった眼底画像が、3次元画像表示へと
大きく飛躍することになった訳です。(断層画像を合体させると、3D画像が描出出来ます。)
2次元画像から3次元画像へ、という意味において、OCTは、眼底カメラの子孫と位置付ける
ことが出来ます。しかし、OCT装置は、単なる眼底カメラの子孫ではありませんでした。
発売当初は、画期的ではあるものの、3次元画像表示装置で、眼底カメラ(2次元画像表示装置)の
延長線上でした。ところがスキャン速度の劇的な進歩と、コンピュータの大量データ処理能力の向上
により、単なる3次元断層画像表示装置から、眼球画像情報解析装置へと、更なる発展を遂げてしまった
のです。この進歩により、OCTは、現在の眼科において、無くてはならない必須の診断機器になりました。
何故なら、OCTが、診断までしてくれちゃうからです。 ※読影までしてくれる、ということです。
そうすると、読影など、してくれない眼底カメラより、OCTの方が、遥かに便利な訳ですね。
前回もお話ししましたように、ほぼ同様のことは、OCTで出来ますので、散瞳型眼底カメラは、消えゆく
運命になって行く訳です。
さてそれでは、我々の無散瞳眼底カメラの方は、いったいどうなるのでしょうか?(次回へ続くです。)

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