眼底カメラって、実は2種類ありまして、、、。

 眼底カメラ無償レンタルを始めました、眼底メディカルです。ブログをご覧頂き、有難うございます。

 

 今まで何度も、眼底カメラ、眼底カメラと、ずっと言い続けて来ておりますが、

私の扱っております眼底カメラは、内科・健診用の、無散瞳眼底カメラと呼ばれる

種類の眼底カメラです。実はこのタイプの他に、もう1種類、眼科専用で使用され

る、散瞳型眼底カメラという種類も存在します。(写真のようなタイプです。)

撮影時に、瞳孔が散瞳された状態で撮影を行うタイプの、精密眼底カメラですが、

無散瞳タイプに比べ、画角がより広く、血管造影撮影なども可能になっています。

昔は、暗い暗室の中で、眼科外来の必須アイテムでしたね。

 

ですから、本来は、眼底カメラとだけ言っては、どちらの眼底カメラなのか、よく

判らない状況になってしまう場合も、あったりします。と言いますのも、私、今、

無散瞳眼底カメラを、内科・健診用と書きましたが、実は眼科でも、結構使われる

ことが多いのです。無散瞳眼底カメラは、散瞳していない患者さんでも、手軽に

撮影出来ますし、リスクのある眼底造影撮影を避ける、眼科医の先生も多いから

です。近年ご開業の眼科医院では、敢えて散瞳型眼底カメラを導入せずに、無散瞳

眼底カメラを導入される施設が、増えているようです。

金額的にも、散瞳型眼底カメラは、無散瞳眼底に比べて、3倍ぐらい高いので、設備

投資を抑えられているのかも知れません。何故3倍も高いのか?と申しますと、散瞳

型眼底カメラは、カラー撮影だけではなく、血管造影撮影も行いますが、この血管造影撮影、造影剤を血管に注入しながら、連続的に、大量の蛍光撮影を行いますので、大量の

撮影画像を取り込まねばなりません。そこで、コンピュータとの接続が必須になるのです。

※昔は、連写35mmフィルム撮影で、「3倍増感」とか言って、現像に出していましたが、、、。

そのため、散瞳型眼底カメラでは、写真の部分だけでのスタンドアローン機としては考えられず、

コンピュータや画像ファイリングシステム等とドッキングした、「眼底カメラシステム」になって

しまうため、3倍もの金額になってしまう訳なのです。

      

このように、眼科で一世を風靡した、散瞳型眼底カメラですが、実は今、次第に消えゆく存在に

なろうとしています。はてさて、それは、いかなることなのでしょうか?

<以降次回に続く、です。>